ダイコスモラベンダー【ダイコスモラベンダー】(草花類)
登録番号 | 第14137号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ダイコスモラベンダー よみ:ダイコスモラベンダー | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | バルブレ&ブラン S.A. | |
品種登録者の住所 | スペイン国 30890 プエルト ルンブレラス ムルシア カミノビエホ 205 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 兼松功一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンクの地色に淡紫ピンク色の覆輪及びぼかしが入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は直立、開花時草丈はかなり高、節数はやや多である。茎の長径はやや細、硬さはやや剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、表面の地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9204)、複色模様色は淡紫ピンク(同9202)、裏面の色は紫ピンク(同9203)、色彩模様は覆輪及びぼかし、複色割合は中、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。「ヒルラブテス」と比較して、側面から見た花形が盛咲であること、花表面の複色模様色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に育成者が所属する会社の温室(静岡県駿東郡小山町)において、無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「コスモラベンダー」であった。 |
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