タービンブレード
【タービンブレード】(たーびんぶれーど)
ガスタービン機関において、燃焼室を通過した高温・高圧・高速のコア流から、回転エネルギーを得るための羽根。
ガスタービン全体において最も高温の過酷な環境に晒されるため、耐熱性の強い金属の単結晶で製造される。
抽出された回転エネルギーは、プロペラ・コンプレッサーや発電機の駆動に使用される。
タービンブレード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 15:07 UTC 版)
「ジェットエンジン」の記事における「タービンブレード」の解説
タービン部入口温度が高ければ高いほど出口へ向かう過程での膨張比が大きくなり、圧縮機の圧縮比が高くできることによりエンジン効率は向上する。このためタービンブレードは高温に曝されながら同時に遠心力や振動に耐えうる能力が求められ、その材質や構造には特別な注力が払われている。
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