タンゴ【(スペイン)tango】
読み方:たんご
1 19世紀後半にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで起こった、4分の2拍子系のダンス音楽。また、それに合わせて踊るダンス。ハバネラ・ミロンガ・カンドンベなどの舞曲が融合してできたものといわれる。
2 (Tango)拡張現実(AR)に用いられる空間認識技術のためのプラットホーム。米国グーグル社が開発。スマートホンやタブレット型端末のカメラレンズを通して見る現実の風景に、動画や電子情報を重ね合わせて表示するもの。2018年にサポートを終了。各種技術がARCore(エーアールコア)に継承された。グーグルタンゴ。
たんご【丹後】
たん‐ご【単語】
たん‐ご【端午/端五】
Tango
別名:Project Tango,プロジェクトタンゴ
Tangoとは、Googleが開発したモバイル端末向けの立体・空間認識技術である。立体や空間を正しく認識でき、AR(拡張現実)をはじめさまざまな用途に活用できる。
Tangoの活用例として、屋内施設における(GPSに依存しない)通路や展示物の案内、家具を購入検討する際に自室に設置した場合の見え方の確認、ARゲームとして現実の風景に架空のキャラクターを重ねて敵を退治したりペットと戯れたりする、といった例が考えられる。
Tangoを活用するには、ハードウェアに深度センサーや加速度センサーといった相応の装置が搭載されている必要がある。従来の端末が必ずしもTangoを存分に駆使できるとは限らない。
2016年6月にLenovoが発表したスマートフォン(ファブレット)「Phab 2 Pro」は、「世界初のTango対応端末」と銘打って発表されている。
参照リンク
Phab 2 Pro With Tango - Lenovo
スマートフォン: | スマホ難民 スマホ依存 03スマホ Tango ダイナミックパースペクティブ Windows Phone 割れスマホ |
【タンゴ】(たんご)
フォックストロット級の後継として開発された、旧ソ連の攻撃型潜水艦(SS)。
NATOコードでは「タンゴ級(Tango)」だが、旧ソ連海軍では「ソム級(プロジェクト641B型)」と呼ばれている。
1970年代初期にゴルキー造船所で1番艦が就役後、後継艦のキロ級と1982年に交代するまで合計19隻が製造されており、通常動力型潜水艦としては世界最大の大きさを誇る。
艦殻が大型になった分、多くの機材を導入(センサー装置・対潜ミサイル・大型蓄電池)する事ができ、中でも大容量の蓄電池を採用したおかげでシュノーケル無しで1週間以上潜航し続ける事が出来た。
タイプも前期型と後期型が有り、後期型の方が船体が数m長い。
これは後期型に「対潜ミサイル用の格納庫を追加したから」と言う不特定情報があるが、詳しい事は分かっていない。
就役後はソ連海軍のみで運用され、主にソ連近海での哨戒に使用されていた。
現在ではロシア海軍に4隻の同型艦が残っており、北方艦隊のポリャヌイ海軍基地に全艦が所属していると言うが、旧式な艦のため殆ど運用していないと思われる(予備艦の可能性も有り)。
なお、西側諸国に本級が初めて公開されたのは、1973年に黒海で行なわれた「ゼヴァストポリ観艦式」の最中である。
モスクワ海軍博物館には、このうちの一隻である「B-396『ノヴォシビルスキー・コムソモーレッツ』」が展示されている。
スペックデータ
- タンゴ級前期型(推測)
乗員 62人 全長 91m 速力
(水上/水中)13kt(24km/h)/16kt(30km/h) 出力 6,256馬力 潜行深度
(通常/最大)250m/300m 排水量 水上3,100t、水中3,800t 兵装 533mm魚雷発射管6基(すべて艦首。533mm対艦/対潜魚雷、AMD-1000沈底機雷を装備) 電子機器 スヌープトレイ水上捜索レーダー×1基
中周波アクティブ/パッシブ探知攻撃ソナー×艦首1基
高周波アクティブ攻撃ソナー×艦首1基
ブリックグループ電子支援装置×1基
ループグループ電子支援装置×1基 - タンゴ級後期型
基準排水量
(水上/水中)2,770t/3,900t 全長 92m 全幅 8.6m 喫水 5.7m 速力 13ノット(水上)
15ノット(水中)
7ノット(スノーケル航行時)航続距離 7節1,4000浬(水上)
2.5節400浬(水中)可潜深度 240m 乗組員 乗員67名+政治将校11名 主機 ディーゼル発動機×3基(6,000馬力)
電動機×3基(5,400馬力)3軸推進燃料 軽油420t 兵装 533mm発射管×6門(艦首。魚雷24本または機雷24個を装備。) 電子装置 レニングラード火器管制装置
ルビコン音波探信儀
カスケード電波探信儀
MCI-5水上捜索レーダー
同型艦
艦番号 | 艦名 | 主造船所 | 起工 | 進水 | 就役 | 所属艦隊 | 状態 |
B-380 | ゴリィコフスキー ・コムソモーレッツ | クラスエ・ソルモヴォ | 1981.10.15 | 1982.8 | 1982.12.25 | 黒海 | 1991年除籍 2000年復帰 |
B-290 | 北方 | 1995.9.1除籍 | |||||
B-303 | 北方 | 1995.9.1除籍 | |||||
B-519 | 北方 | 1995.9.1除籍 | |||||
B-319 | 北方 | 1996.7.31除籍 | |||||
B-386 | 北方 | 1996.7.31除籍 | |||||
B-30 | 北方 | 除籍 | |||||
B-97 | 北方 | 除籍 | |||||
B-215 | 北方 | 除籍 | |||||
B-504 | 北方 | 除籍 | |||||
B-546 | 北方 | 除籍 | |||||
B-312 | バルト海 | 1999.除籍 | |||||
B-303 | バルト海 | 1999.7.1除籍 | |||||
B-519 | バルト海 | 1999.7.3除籍 | |||||
B-290 | バルト海 | 1999.7.3除籍 | |||||
B-307 | 北方 | 除籍 記念艦として保存 | |||||
B-396 | ノヴォシビルスキー ・コムソモーレッツ | クラスノエ ・ソルモヴォ | 1979.8.31 | 1980.5.17 | 1980.10.24 | 北方 | 1998.1.12除籍 記念艦として保存 |
B-437 | Magnetogorsk | 黒海 | 除籍 | ||||
B-515 | 北方 | 除籍 記念艦として保存 |
タンゴ
タンゴ〔英〕(Tango)
タンゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 01:16 UTC 版)
タンゴ(tango)とは
注釈
- ^ それらのスポットは現在の「出会い系サイト」と同様の機能を持つものであった。フランシスコ・ロムートのデビュー曲「El 606」が性病の薬からとられていることは有名であり、彼はこの曲の作曲当時13歳である。
- ^ オスヴァルド・プグリエーセ楽団も「アルゼンチンポピュラー音楽フェスティバル」と題されたイヴェントに出演しており、その意味では「ポピュラー音楽」にも分類できる。なお、タンゴにはクラシックを正式に修めた音楽学校卒業者が多数関与している。だがタンゴのヴァリアシオンの連続はクラシック音楽の難易度をはるかに超えていて、クラシック音楽とも同一ではない。
- ^ 「continental」という英語は、continent(=大陸)から派生した語であり、あくまで「大陸の」という意味である。Oxford Dictionary[1]などを参照。
- ^ ソシアルダンス
- ^ Balázs GyenisのDJによるArgentine Tango Radio Budapestはその典型例。
- ^ 3.3.2の拍で進行するタンゴはピアソラにより有名だが、伝統的にはこれらはタンゴのイディオムではない。
- ^ Alma, corazón y vida-Roberto Goyeneche y Angel Diazなど。
- ^ サブハーモニクスではなく、弓圧を強めたピッチレスのノイズ。
- ^ トロイロが使っている。
- ^ プグリエーセが使っている。
- ^ 1960年代以降プグリエーセが多用している。
- ^ ヴァイオリン(3人以上)、バンドネオン(3人以上)、ピアノ、コントラバスをふくむ「標準編成の楽団」の意。
- ^ ヴァイオリン、バンドネオン、ピアノ、コントラバス、ギター各1を含む「五重奏団」の意。
- ^ そもそも、タンゴはバンドネオンなしから始まった民俗音楽である。
- ^ トロンボーンを入れるTango No.9。
- ^ これで絶大な人気が出て、プロモーターは願ったりかなったりという時代が1966-67年ごろである。
- ^ この時期の民音タンゴシリーズに招聘されたコロール・タンゴなどの「巨匠の後継楽団」がオールドファンにも新規ファンにも好評であったことが原因とみられる。
出典
- ^ 世界大百科事典「タンゴ」
- ^ “EL 606”. todotango. todotango. 2022年4月25日閲覧。
- ^ 外部リンク
- ^ 外部リンク
- ^ 外部リンク
- ^ “Twenty-Three Tangos”. global.oup.com. global.oup.com. 2021年12月22日閲覧。
- ^ “本名の「タカフミ」の愛称で”. www.jvcmusic.co.jp. www.jvcmusic.co.jp. 2021年10月6日閲覧。
- ^ balazs's selection
タンゴ (Tango)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 02:24 UTC 版)
「フラメンコ」の記事における「タンゴ (Tango)」の解説
カディス発祥のほか、トリアーナ(セビージャ市の一地区)、グラナダ、マラガ、エストレマドゥーラ等にみられる。2拍子でノリのよい明るい曲種。アルゼンチン・タンゴとは別種。宴の締めによく演奏される。
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タンゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 02:59 UTC 版)
アルゼンチン・タンゴの本場である。タンゴはこの街のラ・ボカで発祥したとも言われている。
※この「タンゴ」の解説は、「ブエノスアイレス」の解説の一部です。
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タンゴ(Tango)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 04:22 UTC 版)
「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」の記事における「タンゴ(Tango)」の解説
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タンゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 00:47 UTC 版)
本来タンゴは、アルゼンチンが発祥の地であるため種目的にはラテン種目のはずである。しかしスタンダードとラテンの分類は音楽ではなく踊り方で分けていた。そのため競技ダンスではスタンダードの種目になっている。アルゼンチンの酒場で生まれた「アルゼンチン・タンゴ」が音楽と一緒にフランスへ渡り,洗練され現在のヨーロッパ風の「コンチネンタル・タンゴ」に生まれ変わり広く親しまれた。
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タンゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 01:31 UTC 版)
「ボーフム・シュタットバーン」の記事における「タンゴ」の解説
詳細は「タンゴ (鉄道車両)(ドイツ語版)」を参照 タンゴ(Tango)は、スイスの鉄道車両メーカーであるシュタッドラー・レールが展開している路面電車や地下鉄、シュタットバーン向けの電車ブランドである。その中でボーフム・シュタットバーンで使用されているのは両運転台の3車体連接車で、U35号線の線形条件に合わせた高床式車両となっている。列車本数の増加に合わせ2007年から営業運転を開始した6両(6026 - 6031)に加え、2019年には更に6両の発注が行われており、これらは2021年から導入される予定である。また、ボーフム・シュタットバーン向けのタンゴはデザイン性が高く評価され、2006年にiFデザイン賞を獲得している。 地下駅に停車するタンゴ(2020年撮影) イノトランスで展示されたBOGESTRA向けタンゴ(2008年撮影) タンゴ 主要諸元製造年総数車両番号軌間編成参考2007,21 12両(予定) 6026- 1,435mm 3車体連接車 全長全幅全高床上高さ車輪径重量28,200mm 2,650mm 3,650mm 1,000mm 740mm 38.3t 最高速度着席定員折り畳み座席数立席定員主電動機出力出力70km/h 60人 6席 109人 125kw 500kw 備考定員数は乗客密度6人/m2時。
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タンゴ
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「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」の記事における「タンゴ」の解説
タンゴを呼び出し、タンゴが丸まって周囲を跳ねたり転がったりして敵を攻撃する。
※この「タンゴ」の解説は、「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」の解説の一部です。
「タンゴ」を含む「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」の記事については、「ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者」の概要を参照ください。
タンゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:36 UTC 版)
アストラ・ピアソラが最も有名で、ブエノスアイレスの春・夏・秋・冬は今日におけるクラシックギターの主要レパートリーの一つになっている。また、天使のミロンガ・天使の死なども人気曲である。タンゴ独特の低音弦のリズムの取り方が特徴的である。
※この「タンゴ」の解説は、「クラシック・ギター」の解説の一部です。
「タンゴ」を含む「クラシック・ギター」の記事については、「クラシック・ギター」の概要を参照ください。
タンゴ(Tango)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:19 UTC 版)
「ロックマンシリーズ」の記事における「タンゴ(Tango)」の解説
猫型攻撃支援ロボット。体を丸めて体当たりする。ビートと違い地上戦が特徴なため、穴に落ちると呼び直す必要がある。
※この「タンゴ(Tango)」の解説は、「ロックマンシリーズ」の解説の一部です。
「タンゴ(Tango)」を含む「ロックマンシリーズ」の記事については、「ロックマンシリーズ」の概要を参照ください。
「タンゴ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は私にタンゴの手ほどきをしてくれた
- 彼は、アルゼンチンのあるタンゴ楽団のバンドネオン奏者である。
- バンドネオンはタンゴの演奏に使われる楽器である。
- タンゴでは彼は彼女と組んでいた[組まされ(てい)た].
- 彼は、アルゼンチンのこの辺境で、タンゴを復活させた
- タンゴを踊る
- アルゼンチンのタンゴ
- タンゴを踊るために作曲された2拍子の音楽
- ボタン式の鍵盤をもつ,アコーディオンに似た,タンゴ演奏の主要楽器
- ウレタンゴムという合成ゴム
- スペイン風のタンゴ
- コンチネンタルタンゴというダンス音楽
- アルゼンチンタンゴというダンス音楽
- タンゴという舞踏
- タンゴという舞踏曲
- タンゴと呼ばれる人気のダンスは,ここで始まりました。
- みなさんはタンゴ音楽を聞いたり,タンゴの踊りを見たりしたことがあるかもしれません。
- アルゼンチンはおそらくアルゼンチンタンゴで最もよく知られています。
- ほぼすべての観光客が,アルゼンチンタンゴの故郷であるブエノスアイレスのボカ地区を訪れたいと思っています。
- この通りでは,タンゴダンサーがパフォーマンスを行っています。
タンゴと同じ種類の言葉
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