タブラリウムとは? わかりやすく解説

タブラリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/07 19:23 UTC 版)

タブラリウムラテン語: Tabularium)は、古代ローマフォルム・ロマヌムの西端にあった公文書館。法律や公的記録が保管されていた施設である。それらを刻んだ青銅板(タブラエ)が保管されたことからこの名が付いた[1]といわれる。紀元前83年に起こった火災からの復興のため、カピトリヌスの丘を大規模再整備する事業の一環で、紀元前78年に執政官であったクインタス・ルタティウス・カトゥルス英語版マルクス・アエミリウス・レピドゥスにより建設された。


  1. ^ a b Musei Capitolini Tabularium
  2. ^ James Grout, Encyclopaedia Romana Tabularium


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タブラリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 15:30 UTC 版)

フォロ・ロマーノ」の記事における「タブラリウム」の解説

国家公文書館紀元前78年に、独裁官ルキウス・コルネリウス・スッラによって建立された。フォルム西端位置する建築物で、フォルムのいわば舞台背景役割果たし同時にカピトリーノの丘にあったユノ・モネタ神殿造幣局として機能)とユピテル・オプティムス・マキシムス神殿接続した

※この「タブラリウム」の解説は、「フォロ・ロマーノ」の解説の一部です。
「タブラリウム」を含む「フォロ・ロマーノ」の記事については、「フォロ・ロマーノ」の概要を参照ください。

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