タイムフォーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 05:52 UTC 版)
タイムフォーム(Timeform Publications)は、イギリスで1948年に創立された出版社で、競馬に関する情報を提供する企業である。本社はウェスト・ヨークシャーのハリファクスにある。
注釈
- ^ イギリスでより古くから行われてきたものとして、フリーハンデがある。これはハンデキャップ競走に起源がある。もともとは2頭の馬が対戦する際に、馬主が「この条件なら自分の馬で勝負になる」と判断するために、距離や負担重量などに差をつけたところから始まり、やがて付帯条件は重量で行われるようになった。もともとは1戦ごとに作成されていたが、フリーハンデキャップという競走が、毎シーズンの最初に3歳馬のハンデキャップを発表するようになり、全馬の能力を数値化したものを「フリーハンデ」というようになった。このため、フリーハンデはポンドに基づく重量で示すようになった。レーティングは、古典的なフリーハンデと同等の数値が使われていることでわかりやすいが、現実的に互換性があるというわけではない。つまり、実際にこの重量を背負わせて走らせると同等のパフォーマンスを示すという意味ではない。
出典
- ^ a b EQUIBASE AND TIMEFORM SIGN INTERNATIONAL DATA AGREEMENT, アメリカ: EQUIBASE 2015年4月23日閲覧。
- ^ a b 『英国競馬事典』p361
- ^ Wright 1995, p. 37.
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- ^ Nevison 2008, p. 233.
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- ^ [リンク切れ] Timeform's Greatest Racehorses, Halifax, England: Timeform 2013年4月19日閲覧。
- ^ グローバルランキングタイムフォーム
- ^ Timeform rates Frankel best of all-time with a provisional rating of 147 for champion's Queen Anne Stakes romp at Ascot, オーストラリア・シドニー: デイリー・テレグラフ (オーストラリア), (2012年6月20日) 2015年4月22日閲覧。
- ^ a b “[リンク切れ] Timeform's greatest racehorses”. Timeform.com. 2012年8月20日閲覧。
- ^ 外国馬評価の新方式(アメリカ), 日本: ジャパン・スタッドブック・インターナショナル, (2007年07月26日) 2015年4月22日閲覧。
- 1 タイムフォームとは
- 2 タイムフォームの概要
- 3 脚注
タイムフォーム
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「フランケル (競走馬)」の記事における「タイムフォーム」の解説
1948年以来競走馬の格付けを行っているタイムフォーム社は、2012年のクイーンアンステークスを勝利したフランケルに対して147ポンドのレーティングを与えたが、これはシーバード、ブリガディアジェラードなどを上回る史上最高の評価であった。同紙のジェイミー・リンチは、「フランケルは、競走馬の能力を量る上での新たな基準となります」と語った。
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