そう‐めん〔サウ‐〕【▽素麺/▽索麺】
素麺
(ソーメン から転送)
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素麺(そうめん、索麺)は、小麦粉を原料とした日本を含む東アジアの麺のひとつ。主に乾麺として流通するため、市場で通年入手できるが、冷やして食することが多く、清涼感を求めて夏の麺料理として食するのが一般的である。
注釈
- ^ 南北朝時代の「異制定訓往来」が「素麺」の文字の初出という説もある[4]。
- ^ 現在の沖縄県。
- ^ なお、2005年(平成17年)に定められた「試合観戦契約約款」の第8条により現在ではこれらの行為は全て禁止され、場合によっては退場処分となる。
- ^ 素麺のパッケージには調理方法の中に煮麺と表記されているものもある。
- ^ 現在、福州では「索麵 ソッミエン」と称する。書籍の『福州方言詞典』に「線麺」という項目はなく、現在「線麺」(
綫麵 ())と呼ぶのは福建省北部の建甌市周辺[20]。 - ^ 9月の村祭りが終わった後、始めて回ってくる壬戌の日。
- ^ 料理した素麺も含む。ただし、鍋やザルなどは翌日に洗って返さねばならない。
出典
- ^ a b c d e f g h i j “そうめん”. そばの散歩道. 日本麺類業団体連合会 / 全国麺類生活衛生同業組合連合会. 2018年8月2日閲覧。
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- ^ 「そうめん需要増“売れ過ぎ”で困惑も」『日テレNEWS24』日本テレビ放送網、2020年8月20日。2020年11月15日閲覧。
- ^ 「メインからつまみまで、そうめん味わう都内の専門店」『NIKKEI STYLE』日経BP、2018年8月6日。2020年11月15日閲覧。
- ^ 笹山美波「食べ慣れたそうめんのおいしさ新発見! 工夫ひとつで新鮮に楽しめるワケ 秋川滝美『居酒屋ぼったくり』」『朝日新聞デジタル&M』朝日新聞、2019年7月26日。2020年11月15日閲覧。
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