ソープションポンプとは? わかりやすく解説

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ソープションポンプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/06/03 06:11 UTC 版)

ソープションポンプ (Sorption Pump) は真空ポンプの一種で、多孔質の吸着剤液体窒素で冷却し、気体分子を物理吸着させて排気するものである。吸着剤としてはモレキュラーシーブ(人工ゼオライト)や活性炭などが用いられる。機械的な動作部分が無いため、油蒸気などはよく除去できるが、物理吸着を利用するため、水素分子、ヘリウムネオンなどはほとんど除去することができない。そのため、先に別のポンプで排気した後にソープションポンプを用いないと、これら希ガス類などが残ってしまい、期待されるほどの真空は得られない。




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