ソナタ第45番とは? わかりやすく解説

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ソナタ第45番


ハイドン:ソナタ 第45番(ウィーン原典版番号) イ長調

英語表記/番号出版情報
ハイドン:ソナタ 第45番(ウィーン原典版番号イ長調Sonate für Klavier Nr.45 A-Dur Hob.XVI:30 op.14-4作曲年: -1776年  出版年1778年  初版出版地/出版社Hummel 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Allegro - Adagio 6分00
2 第2楽章 Mov.2 Tempo di Menuet6分00

作品解説

2007年8月 執筆者: 齊藤 紀子

 1774-1776年作曲された。全2楽章から成る
 第1楽章イ長調アレグロの4分の2拍子提示部終結近くには、左右ユニゾンによる部分がある。展開部(第61小節~)ではまず第1主題扱われるまた、提示部見られ左右ユニゾンによる部分へは、フェルマータ経て続く。一方再現部(第109小節~)では、左右ユニゾンによる部分の後にフェルマータ経て、4分の3拍子アダージョによるコーダ奏されるこのように1つ楽章拍子変化させることは、ハイドンピアノ・ソナタにおいては大胆な手法であると言える
 第2楽章は、テンポ・ディ・メヌエットで第1楽章と同じイ長調よる。変奏曲の形で書かれており、全16小節主題6つの変奏から成る。尚、この楽章と前の楽章とは終止線ではなく複縦線区切られており、小節番号2つ楽章通してふられている。従って、第1楽章コーダにおける4分の3拍子への変化は、この楽章予備するものであった考えられる主題は、メロディーカンタービレ指示されており、各々8小節前半後半から成る第1変奏では、右手のこのメロディー主としてリズム変奏される。第2変奏では、左手の上声にメロディーが移る。第3変奏では、メロディー右手に戻るが、左右共に音階的音の動き基づいており、メロディー原形輪郭がかなり変わっていると言える第4変奏は3声で書かれており、メロディー原型主として右手の上ないしは下声に見られる第5変奏では、メロディーアルペジオ扱われる。そして、締めくくり第6変奏では、主題前半後半各々2回ずつ提示され先立つ変奏よりも、主題輪郭に近い形で再現される


「ソナタ 第45番」の例文・使い方・用例・文例

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