ソナタ第32番とは? わかりやすく解説

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ソナタ第32番


ハイドン:ソナタ 第32番(ウィーン原典版番号) ト短調

英語表記/番号出版情報
ハイドン:ソナタ 第32番(ウィーン原典版番号ト短調Sonate für Klavier Nr.32 g-Moll Hob.XVI:44 op.54-1作曲年: -1788(1771-73?)年  出版年1788年  初版出版地/出版社Artaria 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Moderato 9分30秒
2 第2楽章 Mov.2 Allegretto4分00

作品解説

2009年7月 執筆者: 稲田 小絵子

1788年にHob.XVI:45および46と共に出版された。作曲年代は確かではないが、様式的に1766年のHob.XVI: 45同時期あるいは70年頃と考えられている。
作品は2楽章から成りどちらも短調である。ハイドンいわゆる疾風怒濤Sturm und Drang期における短調作品の特色端的に表していると評価される

第1楽章モデラートト短調4/4拍子ソナタ形式
提示部のみならず、展開+再現部最後に繰り返し指示があり、二部形式名残をみせる。冒頭三連符第2主題および全体通して特徴的に用いられるなど、統一感のある楽章である。メランコリック第1主題4度順次下行は、推移部において「ため息」のモチーフとなり、第2主題では一気に1オクターヴ5度下行するアルペジオとなる。

第2楽章アレグレットト短調3/4拍子
トリルなどの装飾活き舞曲のような楽章全体大きく「A」「B」「A」「コーダ」に分けられる。B部分では、A部分特徴的だった付点の弾むリズム次第控えられニ長調転調するついには順次進行のなめらかな動きになる。コーダはB部分冒頭ト長調素材用いられており、そのまま長調で終わる。


「ソナタ 第32番」の例文・使い方・用例・文例

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