ソケット370とは? わかりやすく解説

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Socket 370

(ソケット370 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 05:24 UTC 版)

Socket 370(ソケット370、またはPGA370 Socket)は、当初インテルPentium IIICeleronプロセッサで使用し、前世代のスロットであるSlot 1を置き換えた、PCCPUソケットの形式である。 "370"は、CPUのピンを刺すためのソケットの穴の数を表している。


注釈

  1. ^ 一部のCPUはFC-PGA2。
  2. ^ a b 主にTualatin/Tualatin-256Kに対応するCPU。
  3. ^ 主にCoppermineのPentium IIIとCoppermine-128KのCeleronがコアがむき出しであった。世代的にはPentium III、Celeronとも1世代のみだが、Katmaiはリリース半年程度でCoppermineに取って代わられ、Tualatin/Tualatin-256KはPentium 4より後のリリースだった[5][6]のでやはり短命に終わり、Mendocinoを除けば製品寿命は一番長い世代で、流通量も一番多かった。
  4. ^ 主にコードネームやFSBで対応可否が決まる。
  5. ^ KatmaiはSlot 1対応のCPUしか存在しないが、前述のSlot 1をSocket 370に変換するゲタでSocket 370対応のCPUも使用可能。

出典

  1. ^ 池西樹 (2016年1月1日). “10年ぶりに息を吹き返したデュアル370マザーボード、Iwill「DVD266u-RN」を動かす”. エルミタージュ秋葉原. GDM. 2022年9月4日閲覧。
  2. ^ 世界初のSlot 1とSocket 370両用のマザーボードが登場 16通りのベースクロック設定が用意されたDCS製”. AKIBA PC Hotline!. 株式会社インプレス (1999年2月20日). 2022年9月4日閲覧。
  3. ^ a b c PPGA-FC-PGA変換アダプタ「Neo S370」が発売に”. AKIBA PC Hotline!. 株式会社インプレス (2000年4月22日). 2022年9月4日閲覧。
  4. ^ FC-PGA2版Pentium IIIが正式にリテールパッケージで出回る 化粧箱の側面に「FC-PGA2」の文字、ヒートシンクは若干小型化”. AKIBA PC Hotline!. 株式会社インプレス (2001年6月23日). 2022年9月4日閲覧。
  5. ^ Pentium 4 1.3GHzはすでに正式出荷 1,000個ロット時単価は409ドル”. PC Watch. 株式会社インプレス (2001年1月16日). 2022年9月4日閲覧。
  6. ^ Intel、0.13μm製造プロセスのPentium III「Tualatin」の出荷を開始”. PC Watch. 株式会社インプレス (2001年6月20日). 2022年9月4日閲覧。
  7. ^ 【懐かしのPCパーツ図鑑】 Vol.5 まさかの「Celeron 300A」未開封パッケージが発掘される”. エルミタージュ秋葉原. GDM (2015年11月23日). 2022年9月4日閲覧。
  8. ^ Tsukumo_eXのツイート(679470557675405312)
  9. ^ a b 元麻布春男 (2001年4月18日). “■元麻布春男の週刊PCホットライン■ Slot変換用のゲタ6機種をテスト”. PC Watch. 株式会社インプレス. 2022年9月4日閲覧。
  10. ^ 旧型Socket 370マザーをTualatin対応にするアダプタ「PL-370/T」登場”. AKIBA PC Hotline!. 株式会社インプレス (2001年2月9日). 2022年9月4日閲覧。
  11. ^ a b 小磯 (2001年11月8日). “Tualatinコア版CPUをSlot1で利用可能になるゲタが来週にも発売予定”. ASCII.jp×ゲーム・ホビー. 株式会社角川アスキー総合研究所. 2022年9月4日閲覧。





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