ソウウンナイテスとは? わかりやすく解説

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アンモナイト

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:24 UTC 版)

アンモナイト分類名:アンモナイト亜綱学名subclassis Ammonoidea)は、古生代シルル紀末期(もしくは[注 1]デボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ3億5000万年前後の間を、海洋に広く分布し繁栄した、頭足類分類群の一つ。多くの種が平らな巻き貝のような形をした殻を持っているのが特徴である。


注釈

  1. ^ 何を最初期の種と見なすかによって出現時期も変わるが、統一的見解は出ていない。
  2. ^ エジプトの神アメンがギリシアに伝播したもので、神託をもたらす大神とされた。ユーピテル/ゼウスとしばしば同一視され、Jupiter Ammon / Ζευς Αμμων とも呼ばれた。
  3. ^ Hammon は Ammon の異形。 また、cornu は「角」の意。
  4. ^ 現生をアロノーチラス属 (Allonautilus) との2属構成とする説もある。
  5. ^ 軟体動物に特有の摂餌器官。柔軟な平紐状の膜の上に多くの微細な歯が整然と並び、その“舌”を前後に動かすことによって餌をこそぎ取る。
  6. ^ 通常は方解石などに置換されて彩りが失われるが、元と変わりないアラレ石(アラゴナイト)の組成のままで化石化する。
  7. ^ 正確な対数螺旋ではない。
  8. ^ 産地の演出物でもあるが。

出典

  1. ^ 博物誌第37巻第60章第167節
  2. ^ ammonite”. Online Etymology Dictionary. 2021年10月31日閲覧。
  3. ^ 太陽神アモンの角”. みちのくはアンモナイトの宝庫. 東北大学総合学術博物館. 2021年10月31日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 早川浩司「アンモナイト学」『化石』第74巻、日本古生物学会、2003年、85-88頁、doi:10.14825/kaseki.74.0_85 
  5. ^ a b c d e f 小学館の図鑑NEO 大むかしの生物』小学館、2004年12月20日、70-71頁。ISBN 4-09-217212-5 
  6. ^ 近藤滋 (2018年3月30日). “白亜紀からの挑戦状”. Kondo Labo. 大阪大学大学院生命機能研究科近藤研究室. 2021年1月25日閲覧。
  7. ^ 佐藤英明「貝殻の螺旋と数理モデル」『Ouroboros 東京大学総合研究博物館ニュース』第24巻第2号、東京大学総合研究博物館、2020年5月19日。 
  8. ^ アンモナイトとオウムガイの違い”. 東北大学総合学術博物館. 2021年10月31日閲覧。
  9. ^ a b c 芝原暁彦『化石観察入門』誠文堂新光社、2014年7月22日、32-39頁。ISBN 978-4-416-11456-8 
  10. ^ 福田芳生「新・私の古生物誌(4) アンモナイトの進化古生物学(その2)」『The Chemical Times』第208号、2008年。 
  11. ^ a b c d e f g h i 福田芳生「新・私の古生物誌(4) アンモナイトの進化古生物学(その3)」『The Chemical Times』第209号、2008年。 
  12. ^ 長谷川四郎、中島隆、岡田誠『フィールドジオロジー2 層序と年代』共立出版、2006年1月25日、13-19頁。ISBN 978-4-320-04682-5 
  13. ^ 示準化石と示相化石”. 国立科学博物館. 2021年10月31日閲覧。
  14. ^ いわき市アンモナイトセンター - オフィシャルサイト


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