センショウ

デジタル大辞泉

せん‐じょう〔‐ジヤウ〕【^×僭上】

読み方：せんじょう

［名・形動］《古くは「せんしょう」とも》

１ 身分を越えて出過ぎた行いをすること。また、そのさま。「—な振る舞い」

２ 分を過ぎたぜいたくをすること。また、そのさま。

「堅儀な旧家程衣食住の奢りを慎み—の誹(そし)りを受けないようにし」〈谷崎・春琴抄〉

３ 大言壮語すること。また、そのさま。

「色里で—言ふ事は治兵衛めにはかなはねども」〈浄・天の網島〉

せん‐しょう【^×僭称】

読み方：せんしょう

［名］(スル)身分を越えた称号を勝手に名乗ること。また、その称号。「帝王を—する」

せん‐しょう【先勝】

読み方：せんしょう

［名］(スル)

１ 何回も行う試合で、まず最初に勝つこと。「日本シリーズに—する」

２ 暦注の六曜の一。万事急ぐをよしとし、午前を吉、午後を凶とする日。先勝日。せんかち。

せん‐しょう【先^×蹤】

読み方：せんしょう

先人の事業の跡。先例。

せん‐しょう〔‐セウ〕【専焼】

読み方：せんしょう

火力発電やエンジンなどで、特定の一種類の燃料のみを燃やすこと。→混焼

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【戦傷】

読み方：せんしょう

戦闘で傷を負うこと。また、その傷。

せん‐しょう〔‐シヨウ｜‐セフ〕【戦勝／戦^×捷】

読み方：せんしょう

戦争に勝つこと。かちいくさ。「—国」⇔戦敗。

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【染匠】

読み方：せんしょう

染め物をする職人。

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【船匠】

読み方：せんしょう

船大工(ふなだいく)。船工。

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【船将】

読み方：せんしょう

軍艦や船舶の指揮者。艦長や船長をいう。

「軍艦の処まで漕ぎ往き、—に乞いて」〈中村訳・西国立志編〉

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【船^×廠】

読み方：せんしょう

造船所のこと。

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【船^×檣】

読み方：せんしょう

１ 帆柱(ほばしら)。マスト。

２ 艦船の中心線上に立てられた柱。見張り台の取り付けや信号旗の掲揚などに用いられる。

せん‐しょう【^×賤称】

読み方：せんしょう

相手をさげすんで呼ぶ称。

せん‐しょう〔‐シヤウ〕【選奨】

読み方：せんしょう

［名］(スル)よいものを選んで推薦すること。「優良品を—する」「芸術—」

せん‐しょう〔‐セウ〕【鮮少／^×尠少】

読み方：せんしょう

［名・形動］非常に少ないこと。また、そのさま。わずか。「—な事例」

難読語辞典

僭称

読み方：センショウ（ｓｅｎｓｈｏｕ）

自分の身分を超えた称号を勝手に名乗ること

歴史民俗用語辞典

先勝

読み方：センショウ（ｓｅｎｓｈｏｕ）

六曜星の一で午前は吉、午後は凶、急いで吉とされる日。

先蹤

読み方：センショウ（ｓｅｎｓｈｏｕ）

先人の事跡、先例、前例。