センコツとは? わかりやすく解説

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せん‐こつ【仙骨】

読み方:せんこつ

仙人骨相非凡な風采また、そのような人。

「仙骨」に似た言葉

せん‐こつ【仙骨/薦骨】

読み方:せんこつ

脊柱下方にある三角形の骨。5個の椎骨癒合し、骨盤の後壁をつくる。


せん‐こつ【扇骨】

読み方:せんこつ

扇の骨。

材質堅く扇の骨に用いられたところから》カナメモチの別名。


せん‐こつ【洗骨】

読み方:せんこつ

埋葬または曝葬(ばくそう)した遺骸数年後取り出し、骨を洗い清めて改め墓地葬る風習沖縄東南アジアなどで行われる


洗骨

読み方:センコツ(senkotsu)

遺骸一定期間後に取出し洗い清めること。


コウホネ

コウホネ
科名 スイレン科
別名: -
生薬名: センコツ(川骨
漢字表記 河骨
原産 日本朝鮮半島
用途 太い先に黄色の花が咲きます。泥の中の根茎が、動物の骨に例え川の中にある骨ということでコウホネの名がついた。月経不順利用されてきた。
学名: Nuphar japonicum DC.
   

コウホネ

(センコツ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/05 02:48 UTC 版)

コウホネ(河骨、学名: Nuphar japonica[注 1])はスイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。底泥中を横に這う地下茎からを伸ばし、ふつう水面より上に葉を立ち上げるが (抽水葉; 図1)、水面に浮かべる浮水葉をつけることもある。また水中の沈水葉は細長い。夏になると、長い花柄の先に直径3–5センチメートルほどの黄色いを咲かせる(図1)。日本固有種ともされ、北海道から九州の浅い池や沼に生育する。


注釈

  1. ^ Nuphar japonicum と表記されていたこともある[13]

出典

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  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 志賀隆 (2015). “コウホネ属”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 46–48. ISBN 978-4582535310 
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