精の浜【セイノハマ】(草花類)
登録番号 | 第11484号 | |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の浜 よみ:セイノハマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「芦の原」に白色八重咲系の混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや低である。茎の太さはやや太、色は褐、強さは強、中空の程度は大、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長はやや短、葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは長、葉の一次欠刻は深、表及び裏面の色は中、毛じの多少は多、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は両側・片側混在である。花の大きさは大、厚みはやや高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は少、分布は集中、長さは極小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは太、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩生はやや晩である。「精の湖」及び「精の山」と比較して、たく葉の形が深裂せずであること、たく葉の分布状態が両側・片側混在であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「芦の原」に白色八重咲系の混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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