精の兆【セイ ノ キザシ】(草花類)
登録番号 | 第14942号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精の兆 よみ:セイ ノ キザシ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精の滝」に8月咲白色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色の中輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長は短、茎の太さはやや太、色は緑と紫及び褐である。たく葉は無、葉の着き方は上向き、葉長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや大、光沢は中、一次欠刻の深さは深、基部の形は凸、表面の色は中、葉裂片縁部の重なりの程度は平行である。側らいの数は少、舌状花の重ねは八重、花の大きさ及び厚みは中、花首の長さは短、花たくの形は平らなドーム状である。舌状花の多少は少、向きは斜上、主要な形は舟底弁、花筒部の長さは短である。外花弁の長さは中、幅はやや狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901)である。管状花の花冠の深裂の程度は小である。生態分類型は夏秋、開花の早晩性は中である。「精海」と比較して、たく葉が無いこと、葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること等で、「精雲」と比較して、たく葉が無いこと、花が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精の滝」に8月咲白色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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