セイソラリス【セイソラリス】(草花類)
登録番号 | 第15480号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイソラリス よみ:セイソラリス | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に秋系スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色に濃赤茶色の中斑が入る中輪で切花向きの品種である。開花時の草丈はやや長、節間長は長、茎の太さは細、色は緑である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉長は長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、基部の形は円、表面の色は中である。花房の形は円錐形、花の数はやや多、舌状花の重ねは一重、管状花部のタイプはデイジータイプ、花の大きさは中、厚みはやや低、花首の長さはやや短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少は少、向きはやや下垂、主要な形は平弁、花筒部の長さは短である。外花弁の長さは中、幅は狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は中斑、外花弁の表面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2703)に複色の色は濃赤茶(同0709)、裏面の色は浅緑黄(同2904)に先端部が濃橙赤(同0714)のぼかしが入る。花盤の大きさは小、未開花部位の色は黄緑、開花した部位の色は黄、中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「レミダス」と比較して、舌状花の向きが下垂していること、舌状花表面に中斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、出願者所有の育成系統に秋系スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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