スレプトン

デジタル大辞泉

スレプトン【slepton】

読み方：すれぷとん

素粒子物理学の超対称性理論から導かれる未知の超対称性粒子。フェルミ粒子であるレプトンの超対称性パートナーで、スピンがゼロのボース粒子。電子、μ粒子、τ粒子、ニュートリノの超対称性パートナーとして、セレクトロン、スミューオン、スタウ、スニュートリノがある。いずれも未発見であり、高エネルギー加速器で探すべき目標になっている。スカラーレプトン。

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スレプトン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2010/12/24 06:15 UTC 版)

スレプトン (slepton) とは、超対称性粒子の一種で、既に発見されているレプトン（電子、ミュー粒子、タウ粒子および3種類のニュートリノ）がフェルミ粒子であるのに対して、超対称性理論により、その超対称性パートナー粒子として予言されているボース粒子である。ボース粒子の中でもスピンが0のスカラー粒子であるため、スカラーレプトンとも呼ばれる。