スレイマニエ‐モスク【Süleymaniye Mosque】
読み方:すれいまにえもすく
トルコ北西部の都市イスタンブールの旧市街にあるイスラム寺院。16世紀半ば、オスマン帝国のスルターン、スレイマン1世の命で、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計により建造。直径26.5メートル、高さ53メートルの大ドームと、高さ64メートルの4本の尖塔をもつ。内部にはイズニク陶器のタイルが貼られ、サルボシュ=イブラヒムが手がけた装飾豊かなステンドグラスがある。また、モスクの北側にスレイマン1世とその妻の霊廟が隣接し、スィナンの墓所もある。1985年に「イスタンブール歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された主要な歴史的建造物の一つ。スレイマニエジャーミー。スレイマンモスク。
スレイマニエ・モスク
スレイマニエ・モスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 23:48 UTC 版)
「イスタンブール歴史地域」の記事における「スレイマニエ・モスク」の解説
オスマン帝国の最盛期を築いたスレイマン1世が建築家ミマール・スィナンに命じて造らせたモスク。1557年竣工。オスマン建築の最高傑作のひとつで、大ドームの頂点の高さは53mに達する。周辺には病院などの複合施設群をもち、商業施設の収入で礼拝堂と慈善施設の経営が行われる仕組みとなっていた。
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