スペクトルマンとは? わかりやすく解説

スペクトルマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 08:40 UTC 版)

スペクトルマン』は、ピー・プロダクションが初めて単独で企画制作した特撮ヒーロー番組の題名[1]。およびその番組に登場するヒーローの名称。1971年1月2日から1972年3月25日にかけてフジテレビ土曜日19時00分から19時30分に全63話が放送された、


注釈

  1. ^ ピー・プロダクション社長のうしおそうじは、フジテレビ編成局長の武田信敬から8月には確約を受けていたが、根回しに時間がかかったと証言している[11]
  2. ^ 小林大輔アナウンサー(当時)が演じた。なおEDはノンクレジット。
  3. ^ ゴキノザウルスのみ目と羽が新調された。
  4. ^ 書籍『’70年代特撮ヒーロー全集』では、名称を三ツ首竜と記載している[30]。書籍『全怪獣怪人 上巻』では、ミツワニドンという別名も併記している[40]
  5. ^ 書籍によっては、名称をキュドラー星人と記載している[42][30]
  6. ^ 書籍によっては、名称をガマ怪獣と記載している[42][43]
  7. ^ 書籍『’70年代特撮ヒーロー全集』では、名称を宇宙人怪獣(ノーマン)と記載している[30]
  8. ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では名称を巨大草人間オープンとしている[50]
  9. ^ 「山崎克一」とクレジット誤表記。
  10. ^ スペクトルマンとの絡みのシーンを担当
  11. ^ JASRACにも「ネビュラの星」で登録されている[77]
  12. ^ 秋田書店からは、スペクトルマンと怪獣Gメンに関する資料、怪獣の写真・解剖図などを載せた『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 怪獣カラー図鑑』も発売されていた。
  13. ^ 冒険王での連載は、タイトルが『スペクトルマン』になる前に終了している。
  14. ^ 実写版ではネズバートン。
  15. ^ 初出時は「ギラギドン」と誤植。後編の扉絵は原稿が所在不明であり、完全版では誌面から収録しているため、誤植がそのまま残っている。

出典

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  2. ^ a b c d e f g h i j フィギュア王308 2023, pp. 25–26, 「宇宙猿人ゴリ」
  3. ^ a b 全怪獣怪人 上 1990, p. 149
  4. ^ a b 超人画報 1995, p. 80
  5. ^ a b 宇宙船SPECIAL 1998, p. 80
  6. ^ 「概説 変身ブームの変遷」『テレビマガジン特別編集 変身ヒーロー大全集』講談社、1995年11月30日、130-133頁。ISBN 4-06-178419-6 
  7. ^ a b c d e f g 特撮秘宝3 2016, pp. 42–44, 文・金田益実「45周年の特撮テレビ伝説『スペクトルマン』×『宇宙猿人ゴリ』」
  8. ^ ヒーロー列伝 1, pp. 47、93.
  9. ^ a b c d 全怪獣怪人 上 1990, pp. 145–146
  10. ^ 超人画報 1995, p. 119, Column「ヒーロー番組世紀末バトル」.
  11. ^ a b c d e f g h 特撮秘宝3 2016, pp. 102–109, 取材・文 飯田正人「INTERVIEW うしおそうじラストインタビュー」
  12. ^ vsライオン丸 1999, p. 138.
  13. ^ a b c d e f g 特撮秘宝3 2016, pp. 79–82, 「INTERVIEW 『スペクトルマン』ほか製作 篠原茂」
  14. ^ a b vsライオン丸 1999, p. 156.
  15. ^ ヒーロー列伝 1, p. 108.
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  20. ^ a b ヒーロー列伝 1, p. 51.
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  22. ^ a b c d ザボーガー&ピープロ 2011, p. 100, 「スペクトルマン登場人物」
  23. ^ ヒーロー列伝 1, p. 183.
  24. ^ 特撮秘宝3 2016, p. 44, 「宇宙猿人ゴリポーズ集」.
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  27. ^ a b vsライオン丸 1999, p. 141.
  28. ^ a b c d vsライオン丸 1999, p. 139.
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  30. ^ a b c d e 宇宙船SPECIAL 1998, p. 126
  31. ^ a b c d e 特撮秘宝3 2016, pp. 63–64, 「高山良策スペクトルマン怪獣画廊」
  32. ^ 『毎日新聞』 1971年6月5日、夕刊。
  33. ^ ヒーロー列伝 1, p. 47.
  34. ^ a b c d e f g h 特撮秘宝3 2016, pp. 45–62, 「『スペクトルマン』高山良策造形写真館」
  35. ^ vsライオン丸 1999, p. 158.
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  38. ^ 特撮秘宝3 2016, pp. 79、83-86.
  39. ^ a b c 特撮秘宝3 2016, p. 65, 「うしおそうじのデザイン世界」
  40. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 151.
  41. ^ 岩佐陽一 編『電人ザボーガー大全』双葉社、2002年11月、161頁。ISBN 4-575-29483-7 
  42. ^ a b 全怪獣怪人 上 1990, p. 152
  43. ^ 宇宙船SPECIAL 1998, pp. 81、126.
  44. ^ ヒーロー列伝 1, p. 180.
  45. ^ ヒーロー列伝 1, p. 118.
  46. ^ 特撮秘宝3 2016, pp. 66–68, 「INTERVIEW 俳優 鶴田忍」
  47. ^ ヒーロー列伝 1 1999, p. 120.
  48. ^ vsライオン丸 1999, p. 276.
  49. ^ ヒーロー列伝 1 1999, p. 8.
  50. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 153.
  51. ^ vsライオン丸 1999, p. 175.
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  58. ^ vsライオン丸 1999, pp. 142、144、278.
  59. ^ vsライオン丸 1999, p. 281.
  60. ^ vsライオン丸 1999, pp. 273–274.
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  63. ^ ヒーロー列伝 1, p. 89.
  64. ^ ヒーロー列伝 1, pp. 34、81.
  65. ^ ヒーロー列伝 1, p. 90.
  66. ^ vsライオン丸 1999, p. 145.
  67. ^ 特撮秘宝3 2016, pp. 75–78, 「INTERVIEW 『スペクトルマン』制作担当ほか 成田五十八」.
  68. ^ 「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 51 東宝特撮映画のテレビ流用例」『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日、172頁。 
  69. ^ 角川書店版スペクトルマン第4巻P422より
  70. ^ ヒーロー列伝 1, p. 125.
  71. ^ ヒーロー列伝 1, pp. 188–193.
  72. ^ 宇宙船SPECIAL 1998, p. 81.
  73. ^ a b パトリック・マシアス 著、町山智浩 訳「キッズに環境を問題を教えた『宇宙猿人ゴリ』」『オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史』太田出版、2006年、97-99頁。ISBN 978-4778310028 
  74. ^ 特撮秘宝3 2016, pp. 90–91, 文 但馬オサム「COLUMN うしおそうじ幻のニュー『スペクトルマン』企画」.
  75. ^ vsライオン丸 1999, p. 210.
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  77. ^ [1]
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  79. ^ ヒーロー列伝 1, p. 163.
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  81. ^ a b ヒーロー列伝 1, p. 206.
  82. ^ 北海道新聞』(縮刷版) 1971年(昭和46年)1月 - 4月、テレビ欄。
  83. ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1971年(昭和46年)10月 - 1972年(昭和47年)9月、テレビ欄。
  84. ^ 『河北新報』1971年8月5日 - 1972年10月5日付朝刊、テレビ欄。
  85. ^ 『河北新報』1971年11月11日 - 1972年6月26日付朝刊、テレビ欄。
  86. ^ 『河北新報』1971年1月1日、1971年11月11日 - 1972年7月27日付朝刊、テレビ欄。
  87. ^ 『河北新報』1971年8月7日 - 12月4日、1972年2月19日 - 5月27日付朝刊、テレビ欄。
  88. ^ 『河北新報』1971年8月7日 - 1972年3月25日付朝刊、テレビ欄。
  89. ^ 『福島民報』1971年11月8日 - 1972年8月25日付朝刊、テレビ欄。
  90. ^ a b 『北國新聞』1971年1月9日付朝刊7面 - 1972年3月25日付各朝刊、テレビ欄。
  91. ^ a b c DVDBOX『スペクトルマン カスタムコンポジットボックス』より。
  92. ^ vsライオン丸 1999, p. 135.
  93. ^ 『宇宙船』1982年、朝日ソノラマ VOL.10、16頁。
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  95. ^ ヒーロー列伝 1, p. 36.
  96. ^ a b 宇宙船SPECIAL 1998, pp. 146–147, 平井幸夫「70年代スーパーヒーローコミックリスト」
  97. ^ a b vsライオン丸 1999, p. 212.
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  99. ^ a b 特撮秘宝3 2016, pp. 102–109, 年表作成 但馬オサム「うしおそうじ&ピープロダクション年表」
  100. ^ ヒーロー列伝 1, p. 165.



スペクトルマン(第40 - 63話)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 07:16 UTC 版)

「スペクトルマン」の記事における「スペクトルマン(第40 - 63話)」の解説

ゴリと戦う正義のヒーロー・スペクトルマンの名をメインタイトル据え、さらに内容変化した怪獣よりもゴリによって地球呼び寄せられた悪の宇宙人との戦いメインとなり、当時『仮面ライダー』人気意識した等身大での戦闘シーン増えたが、本来の悪役であるゴリ存在感薄くなった。スペクトルマンこと蒲生譲二孤独な戦いを軸に重厚なストーリー展開されゴリ悪質な地球侵略作戦ゴリ手を組んだ悪の宇宙人陰謀巻き込まれた罪なき人々犠牲になる過酷なドラマ続出した。また第59話と第60においてはゴリ手を組んだ悪の宇宙人ジェノス星人企てで、死体凶悪な殺人鬼として蘇生させて操る薬品によって生み出され殺人鬼街中道行人々惨殺していくなど、ショッキングな展開も相次いだ。それが、ゴリ腹心ラーをスペクトルマンに倒され絶望し、スペクトルマンの説得聞き入れず自ら命を絶つという最終回にて結実することとなる。

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