スピーヌムとは? わかりやすく解説

スピーヌム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 15:34 UTC 版)

スピーヌムラテン語: supinum)は、準動詞の一種。主にラテン語の文法で使われる用語だが、他の言語の同様の機能をさすこともある。運動をあらわす動詞を修飾して「……するために」という副詞的な意味を表し、目的分詞と呼ばれることもある[1]


  1. ^ たとえば木村 (1985) p.135
  2. ^ a b c Palmer (1954) pp.324-325
  3. ^ a b 高津 (1954) p.179
  4. ^ Lewis, Charlton T; Short, Charles (1879). A Latin Dictionary. Oxford: Clarendon Press 


「スピーヌム」の続きの解説一覧

スピーヌム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 13:47 UTC 版)

ラテン語の動詞」の記事における「スピーヌム」の解説

スピーヌムは主要部分4番目に当たる。その語形変化男性名詞第4格変化似ている。スピーヌムは対格奪格のみをとる。 詳しくは、スピーヌム、Latin supine (en)も参照のこと。 対格語尾が–umとなり、動作動詞とともに用いて目的を表す。動作動詞は、実質上、ほぼīre「行く」("to go")やvenīre「来る」("to come")などに限定される必要に応じて目的語を伴うことができる。Pater līberōs suōs laudātum vēnit. – 「父は自分の子供たちを褒めに来た」("The father came to praise his children") 奪格語尾が–ūとなり、「特定の奪格」(=物事特定するための奪格ablative of specification)として用いられるArma haec facillima laudātū erant. – 「これらの武器は最も称賛されやすかった」("These arms were the easiest to praise") スピーヌムlaudāreterrērepeterecapereaudīre対格laudātum territum petītum captum audītum 奪格laudātū territū petītū captū audītū

※この「スピーヌム」の解説は、「ラテン語の動詞」の解説の一部です。
「スピーヌム」を含む「ラテン語の動詞」の記事については、「ラテン語の動詞」の概要を参照ください。

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スピーヌム

出典:『Wiktionary』 (2020/12/03 06:09 UTC 版)

名詞

スピーヌム表記のゆれ:スピヌム

  1. ラテン語文法ラテン語:supinumの音写目的分詞
  2. スウェーデン語文法完了分詞

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