スピントロニクスとは? わかりやすく解説

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スピントロニクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/21 08:27 UTC 版)

スピントロニクス: spintronics)とは、固体中の電子が持つ電荷スピンの両方を工学的に利用、応用する分野のこと。 スピンとエレクトロニクス(電子工学)から生まれた造語である。マグネットエレクトロニクス: magnetoelectronics)とも呼ばれるが、スピントロニクスの呼称の方が一般的である。


  1. ^ Johnson, Mark; Silsbee, R. H. (1985). “Interfacial charge-spin coupling: Injection and detection of spin magnetization in metals”. Physical Review Letters 55 (17): 1790–1793. doi:10.1103/PhysRevLett.55.1790. ISSN 0031-9007. 
  2. ^ : spin-polarized electron injection
  3. ^ Baibich, M. N.; Broto, J. M.; Fert, A.; Van Dau, F. Nguyen; Petroff, F.; Etienne, P.; Creuzet, G.; Friederich, A. et al. (1988). “Giant Magnetoresistance of (001)Fe/(001)Cr Magnetic Superlattices”. Physical Review Letters 61 (21): 2472–2475. doi:10.1103/PhysRevLett.61.2472. ISSN 0031-9007. 
  4. ^ Binasch, G.; Grünberg, P.; Saurenbach, F.; Zinn, W. (1989). “Enhanced magnetoresistance in layered magnetic structures with antiferromagnetic interlayer exchange”. Physical Review B 39 (7): 4828–4830. doi:10.1103/PhysRevB.39.4828. ISSN 0163-1829. 
  5. ^ PII: 0370-1573(94)90105-8
  6. ^ Julliere, M. (1975). “Tunneling between ferromagnetic films”. Physics Letters A 54 (3): 225–226. doi:10.1016/0375-9601(75)90174-7. ISSN 03759601. 
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  8. ^ : persistent spin helix
  9. ^ M. Walser, C. Reichl, W. Wegscheider, and G. Salis. “Direct mapping of the formation of a persistent spin helix”. Nature Physics. doi:10.1038/nphys2383. http://www.nature.com/nphys/journal/vaop/ncurrent/full/nphys2383.html. 


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スピントロニクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 05:47 UTC 版)

東北大学電気通信研究所」の記事における「スピントロニクス」の解説

従来電子電荷用いた演算素子に、電子スピン併せて利用する新し電子デバイス研究進められている。2004年にスピントロニクス実験施設竣工しこの分野での先導研究拠点として機能している。論理演算を行う半導体集積回路不揮発性メモリ機能合わせて構成する新型デバイス研究進められている。

※この「スピントロニクス」の解説は、「東北大学電気通信研究所」の解説の一部です。
「スピントロニクス」を含む「東北大学電気通信研究所」の記事については、「東北大学電気通信研究所」の概要を参照ください。

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