スティルポンとは? わかりやすく解説

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スティルポン

名前 Stilpōn

スティルポン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 16:40 UTC 版)

スティルポン(スティルポーン、古希: Στίλπων Stilpōn : Stilpo 紀元前360年ごろ - 紀元前280年ごろ[1])は、古代ギリシアヘレニズム期メガラ派哲学者詭弁論争術を得意としメガラ派の最盛期を築いた。とくにプラトンイデア論を否定したことや、受講生にストア派ゼノン懐疑論者ピュロンがいたことで知られる。


  1. ^ 納富 2021, p. 左11.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m ディオゲネス・ラエルティオス 2.113-120
  3. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 6.76
  4. ^ 納富 2021, p. 595.
  5. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 7.2
  6. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 9.61
  7. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 9.109
  8. ^ 納富 2021, p. 158.
  9. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 2.105 ; 2.134
  10. ^ アテナイオス著、柳沼重剛訳『食卓の賢人たち』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉13.596e
  11. ^ プルタルコス著、戸塚七郎訳「心の平静について」『モラリア 6』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2000年。6節
  12. ^ プルタルコス著、城江良和訳『英雄伝 6』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2021年。6.17訳注
  13. ^ Garland, Mary (1997), The Oxford companion to German literature, Oxford University Press, p. 470 
  14. ^ 松原 2010, p. 668.
  15. ^ アテナイオス著、柳沼重剛訳『食卓の賢人たち』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉13.584a
  16. ^ キケロー著、五之治昌比呂訳「運命について」『キケロー選集11』岩波書店、2000年。286頁。
  17. ^ a b プルタルコス著、戸塚七郎訳「コロテス論駁」『モラリア 14』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉1997年。22節。120-125頁
  18. ^ アリストテレス形而上学』1024b;1026b, プラトンソピステス』251b
  19. ^ a b 日下部 2019, p. 251.
  20. ^ ジョルジュ・ミノワ著、石川光一訳『無神論の歴史』法政大学出版局〈叢書ウニベルシタス〉、2014年、ISBN 9784588010132。58f頁。
  21. ^ 金山弥平「懐疑主義に対する或る古代の批判 ー アリストクレス「哲学について」より」『名古屋大学文学部研究論集』1997年、NAID 110000295868 75頁 (エウセビオス福音の準備英語版』所引メッセネのアリストクレス英語版『哲学について』断片)
  22. ^ Teles of Megara (1977), “Discourse 3, "On Exile"”, in O'Neil, Edward, Teles the Cynic Teacher, Scholars Press, p. 21 ストバイオス英語版所引メガラのテレス英語版著作断片)


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