スダッタ
スダッタ
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スダッタ(Sudatta シュダッタ、音写:須達多、須達など、訳:善施など)は、コーサラ国のシュラバスティー(舎衛城)の富豪・長者。祇園精舎を建立し寄進した。彼はよく孤独な貧者に食物などを施したので、給孤独(アナータピンディカ, Anāthapiṇḍika[1])と呼ばれていた。
- ^ Jr, Robert E. Buswell; Jr, Donald S. Lopez (2013-11-24) (英語). The Princeton Dictionary of Buddhism. Princeton University Press. pp. 383. ISBN 978-0-691-15786-3
スダッタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 22:59 UTC 版)
コーサラ国の長者。金に全く不自由していない大富豪であったが、何か心に満ち足りない気持を常に抱えており、貧者への施しなどで名を残そうとしていたもののそれでも足りず、何か歴史に残るような一大事業を成し遂げたいと考えていた。マガダ国へ旅行中にブッダと出会い、受けた教えに感銘を受け、ブッダの教えを広めることこそがその事業だと結論し尽力する。ジェータ王子の持つ荘園をブッダに寄進したいと申し出るも「土地すべてに金貨を敷き詰めよ」という条件を出され、全財産を並べても全く足りず一文無しの貧者となる。人生をかけて稼ぎ貯めた富の小ささに落胆しつつ、不安や恐れが生じる原因が多すぎる富をもつことにあると気付いたことで、富豪時代よりも充実した日々を送るようになる。貧しくなってなお、施しに与えられた金貨を惜しむことなく自分の志に継ぎこもうとする姿を見て感銘を受けたジェータから土地を譲り受け、祇園精舎を建立した。
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