スズキ アルト
機能優先,シンプルなスタイル,ワングレードのみの設定, そして47万円という低価格で、「実用」という明確な目的 を持った軽自動車としてヒットした。 駆動方式はFF方式を採用し、エンジンは排気量539cc 2サイクル・3気筒ユニットを搭載した。 |
保管場所 | : | スズキ株式会社 (〒432-8611 静岡県浜松市高塚町300) |
製作(製造)年 | : | 1979 |
製作者(社) | : | 鈴木自動車工業株式会社 |
資料の種類 | : | 量産品 |
現状 | : | 展示(動態)・公開 |
車名 / 製作 |
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型式 / 重量 |
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車体 / 寸法 |
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車体 / 車軸 / 操縦 / 付属 |
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機関 / 寸法 / 出力 |
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ハイブリッド |
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駆動系 |
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性能 |
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その他事項 | : | 積載重量:200(100)kgf;前照灯:シールドビーム;ワイパー:あり;ウォッシャー:あり;足ブレーキ:四輪;手ブレーキ:リヤのみ;燃料噴射:なし;比出力:51.9PS/L;最終減速:5.687; |
スズキ・アルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 02:55 UTC 版)
アルト(Alto)は、スズキのハッチバック型軽自動車(日本国外仕様車においてはAセグメント)のブランド(商標)、および車名である。
注釈
- ^ 日本市場での軽自動車は1970年時点で年間125万台が生産されていたが、1975年には半分以下の58万台まで生産台数が低下していた(鈴木修「俺は、中小企業のおやじ」日本経済新聞出版社 2009年 p22・270)。この頃には、ホンダ、マツダが軽乗用車市場から撤退している。
- ^ スズキはそれまでにもフロンテバンからの発展型であるフロンテハッチで固定客層を得ており、この経験も生かされた。
- ^ 日本の軽乗用車は、1950-60年代の開発初期に後輪独立懸架必須なリアエンジン車が多かったことや、小型でも良好な走行性能を求めた事情もあり、1970年代まではFR方式の三菱・ミニカやマツダ・シャンテ、ホンダ製の前輪駆動各車での後輪固定軸を除けば、スズキも含めて後輪独立懸架が多用されていた。前輪駆動の普及後はシャーシ設計の進歩もあって後輪独立懸架採用が急激に減少し、2010年代では軽乗用車のフロントエンジンモデルの大多数が、後輪に固定車軸かトーションビーム式を採用し合理化・簡略化を図っている。
- ^ 同型エンジンを搭載した乗用車フロンテは排出ガス浄化に不利な2ストロークエンジンで規制をクリアするため触媒に空気を送る2次エアポンプを装着していたが、商用車は規制が緩いため、アルトには不要であった。
- ^ すでにジムニーなどでは採用済み。1970年代前期まで軽自動車ではまま見られたが、軽トラックおよび軽ライトバンであるキャリイ/キャリイバン(後のエブリイバン)でも1976年以降は電動ウォッシャーを採用するなど、当時は一般に廃れつつあった方式であった。
- ^ アルトに限らず、1980年代以前の日本での新車販売では、オプションはディーラーオプションが一般的であった。これは工場組み付けのメーカーオプションとするとその費用も新車価格の一部と見なされ、課税額が上乗せになってしまうという制度上のデメリットを回避するのが目的であった。アルトの場合はこれに加え、工場出荷時点でのモノグレード化による量産効果を狙った面も見受けられる。
- ^ 消費者物価指数を加味して計算した場合、当時の47万円は2014年現在の約66万円(税抜)に相当する価格となる。[1]
- ^ 同じ日本国内で同一の自動車を販売する場合でも、工場から遠い(ことに北海道や沖縄県など)本州の自動車産業地帯から離れた地域では、販売価格に輸送コストが上乗せされ、工場に近い地域とはある程度価格差が生じるのが通例であった。
- ^ 鈴木修、前掲書p41-42。これにより2年間で、4ストロークエンジンを年産48万台可能な設備を整えられたという。
- ^ GMと提携関係を持った自動車メーカーの中で、唯一スズキのみがGM側から提携を持ちかけられている[要出典]
- ^ 前輪駆動車は全て10インチホイール&同10インチタイヤ
- ^ 3リンクコイルリジッドサスペンションをベースとした形式で、トレーリングリンク(前後方向)とアクスルビーム(車軸梁)を繋ぐゴムブッシュの数を、通常1個であるものを2個としている。
- ^ 四輪駆動モデルと異なり、アクスルビームタイプのトーションビーム式サスペンションをベースとした形状。
- ^ 「レジーナ」の名は2011年の東京モーターショーにてスズキが発表したコンセプトカーの名称として再登場している。
- ^ 当初は78馬力で販売する予定であったが、当時の運輸省が難色を示し、64馬力にデチューンされた上で販売された。通常モデルより20%容量の大きいラジエーター、アルマイト処理されたローコンプピストン、強化コンロッド、窒化処理された強化鍛造クランク、水冷IHI RHB31CWタービン、EPI、アルミ製インタークーラー等の専用パーツを特徴とする。
- ^ 画像の車両は外装にアルトワークスの部品を装着しているため、実際に販売された車両と異なる。
- ^ その他、ダッシュボードのエンブレムが無くなり、シートもセミバケットではない一般的な物になる、タコメーターの目盛りが赤色から白色の10,000rpmになるなど、過激なスポーツ色が薄められた。
- ^ なお、前期型は1DINであり2DINへの対処は下へ増設するボックス(ディーラーOPT)で行っている。
- ^ ワークスの3ドアおよび5ドア仕様であるF6Aエンジン搭載のieは除く。しかし、前期型のVVT車はチューニングが困難なことから中古市場では敬遠されることが多い。
- ^ KCテクニカ スズキ アルトバンターボ バンにK6Aターボを載せたコンプリートカーで、その軽さから「ワークスを越える」とまで喧伝している。
- ^ 四輪駆動車は13インチフルホイールキャップが標準装備。
- ^ OEM車のキャロルやピノもこれに準じ、ボディカラーの設定を変更。また、「クラッシーレッドパール」と「マルーンブラウンパール」は「EII」と「GII」のみ設定。
- ^ 2009年(平成21年)9月の一部改良時に設定。
- ^ 「E」とバン「VP」は先代同様、材料着色樹脂バンパーを採用
- ^ 「E」とバン「VP」は1DINポケットを装備するためオーディオ交換ガーニッシュが装着される。「F」以上のグレードでも、ディーラーオプションのオーディオやカーナビゲーションを装備する場合は標準装備のオーディオに替わり、オーディオ交換ガーニッシュが装着される
- ^ K6A型とR06A型でエンジンマウントの位置と形状が異なるため。
- ^ なお、バン「VP」はスペリアホワイトのみの設定。販売当初設定されていた「E」はスペリアホワイトとシルキーシルバーメタリックの2色を設定していた
- ^ 「ECO-S」は運転席シートヒーターとヒーテッドドアミラーが追加装備される。
- ^ 「F」の四輪駆動・CVT車は「ECO-L」の四輪駆動車、「G」のCVT車は「ECO-S」の前輪駆動車、「G4」は「ECO-S」の四輪駆動車がそれぞれ担い、「X」に装備されていたLEDサイドターンランプ付ドアミラー、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザーは「ECO-S」のセットオプションとして装着できるため。「G」に関しては4AT車も廃止
- ^ 前輪駆動・4AT車は4輪ABSのメーカーオプション選択が不可能となる。
- ^ マイルドハイブリッド車には搭載車の証として、左右フロントフェンダーとバックドア右側にマイルドハイブリッドエンブレム(背景色が銀・文字色が青)が装着される
- ^ 2DINモデルはKENWOODブランド(JVCケンウッド製)のみ、1DINモデルはKENWOODブランドに加え、クラリオン製も設定(1DINモデルの場合は、ナビゲーションロックボルトセットに加え、アタッチメント、1DINポケット、スクリュの同時装着が必要)。全機種でUSBメモリの音楽再生機能も備わる。2022年4月より200mmワイドモデルとしてパイオニア製のモニター付DVD/CD/USBプレーヤーが追加された
- ^ ツインの場合は消費税抜きで129万円(ハイブリッドA)からで、パワーステアリングやエアコンは非装備。それらが装備されたモデル(ハイブリッドB)は消費税抜きで10万円高であった
出典
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第18号17ページより。
- ^ 『軽四輪車「アルト」が国内累計販売台数500万台を達成』(プレスリリース)スズキ株式会社、2016年12月13日 。2016年12月15日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第73号3ページより。
- ^ 鈴木修、前掲書p28-29。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車 第73号3ページより。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第18号17ページより。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第20号25ページより。
- ^ “目の付け所はナイス! だけど消えちゃった車5選”. くるまのニュース (2020年4月18日). 2020年4月17日閲覧。
- ^ “アルトハッスル”. トヨタ自動車株式会社 (2019年12月31日). 2019年12月31日閲覧。
- ^ “アルト(スズキ)1988年9月~1994年10月生産モデル”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第28号23ページより。
- ^ “アルト(スズキ)1994年11月~1998年9月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第57号23ページより。
- ^ 車椅子利用者の乗降に配慮した福祉車両「ワゴンR 車椅子送迎車 リヤシート付」および「エブリイ 後席リフトアップ車」と、ヘルパーの利用に配慮した「アルト 訪問介護車」を新発売 - スズキ株式会社 ニュースリリース 2000年7月7日(2015年6月25日閲覧)
- ^ ワゴンRの福祉車両「車椅子送迎車」および「助手席リフトアップ車」と、「アルト 訪問介護車」を一部改良 - スズキ株式会社 ニュースリリース 2000年12月20日(2015年6月25日閲覧)
- ^ おしゃれな外観と上質な内装を採用した「アルトC2」を新発売 - スズキ・ニュースリリース(2001年2月15日)2017年12月11日閲覧
- ^ “アルト(スズキ)1998年10月~2004年8月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第61号21ページより。
- ^ オートカラー・アウォード2005
- ^ “アルト(スズキ)2004年9月~2009年11月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第84号21ページより。
- ^ 【スズキ アルトエコ 登場】縮小されたタンク容量は実用上気になるか? レスポンス2012年02月11日
- ^ e燃費アワード2013-2014 - e燃費 2014年3月27日閲覧
- ^ 【e燃費アワード2013-2014】実用燃費が最も良いクルマを発表…トヨタ アクア が2冠 - e燃費 2014年3月20日(2014年3月30日閲覧)
- ^ 【e燃費アワード2014-2015】アルトエコ、総合部門2連覇を達成 - e燃費 2015年2月16日(2015年2月19日閲覧)
- ^ 『第41回東京モーターショーへの出品概要』(プレスリリース)スズキ株式会社、2009年10月1日 。2016年12月15日閲覧。
- ^ 『スズキ、ガソリン車No.1の低燃費33.0km/L(前輪駆動車)を達成 軽乗用車「アルト エコ」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2013年2月20日 。2013年2月20日閲覧。
- ^ 『スズキ、ガソリン車No.1の低燃費35.0km/Lを達成 軽乗用車「アルト エコ」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2013年11月19日 。2013年11月19日閲覧。
- ^ “アルト(スズキ)2009年12月~2014年11月生産モデルのカタログ”. 2022年9月24日閲覧。
- ^ スズキ、新型軽自動車「アルト」を12月22日に発売 - Car Watch 2014年12月12日
- ^ 『スズキ、軽乗用車 新型「アルト ターボRS」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2015年3月11日 。2015年3月11日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽乗用車 新型「アルト ワークス」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2015年12月24日 。2015年12月24日閲覧。
- ^ “日本から軽ボンネットバンが消えた…スズキ アルトバンが生産終了(ドライバーWeb)”. 株式会社八重洲出版 (2021年10月21日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ 『スズキ、パキスタンで660ccエンジンを搭載した新型「アルト」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2019年6月17日 。2019年6月18日閲覧。
- ^ “アルト 環境情報” (PDF). 2021年12月10日閲覧。
- ^ “スズキ、新型「アルト」まもなく!と登場予告”. Car Watch(インプレス) (2021年11月25日). 2021年12月11日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽乗用車 新型「アルト」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2021年12月10日 。2021年12月10日閲覧。
- ^ 『スズキ、「アルト」、「アルト ラパン」、「アルト ラパン LC」、「スペーシア ベース」、「クロスビー」を一部仕様変更して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2023年11月20日 。2023年11月28日閲覧。
- ^ “スズキがアルトやクロスビーなどを一部仕様変更して発売。価格も改定”. Webモーターマガジン (2023年11月21日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ スズキ四輪車 車名の由来 - スズキ公式サイト
- ^ 『スズキ、インドで新型「アルト」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2022年8月22日 。2022年8月24日閲覧。
- ^ “スズキ『アルト K10』、16年連続インド最量販車がモデルチェンジ”. Response. (2022年8月24日). 2022年8月24日閲覧。
- ^ a b デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第73号23ページより。
- ^ a b c デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車第73号24ページより。
- 1 スズキ・アルトとは
- 2 スズキ・アルトの概要
- 3 概要
- 4 3代目 CL11V/21V/22V/CM11V/21V/22V/CN11S/21S/CR22S/CP11S/21S/CS22S型(1988年 - 1994年)
- 5 4代目 HA11S/21S/HB11S/21S/HC11V/HD11V型(1994年 - 1998年)
- 6 5代目 HA12S/22S/23S型(1998年 - 2004年)、12V/23V型(1998年 - 2005年)
- 7 6代目 HA24S/24V型(2004年 - 2009年)
- 8 7代目 HA25S/25V/35S型(2009年 - 2014年)
- 9 7代目 海外仕様(2009年 - 2014年)
- 10 車名の由来
- 11 脚注
固有名詞の分類
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