スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説
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『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(スケバンデカツー しょうじょてつかめんでんせつ)は、1985年11月7日から1986年10月23日まで毎週木曜日19:30 - 20:00に、フジテレビ系で放送された日本の学園ドラマ。主演は南野陽子。
注釈
- ^ 原作では似たようなものを少年時代の神恭一郎が被らされていた。
- ^ 原作では梁山泊という少年院
- ^ 番組プロデューサーの岡正は、前作の斉藤由貴が強烈なキャラクターであったため、美少女だが印象の弱かった南野陽子にインパクトを与えるため、鉄仮面と土佐弁という設定を与えたと語っている。DELUXEマガジンORE 1987年12月号p47
- ^ 前作で斉藤由貴が使ったものをモディファイし、さらに方言を取り入れた
- ^ ペットントンの着ぐるみ担当としても知られる高木は1986年1月10日、バイクに乗って本作品の撮影に向かう際に交通事故に遭い、24歳の若さで亡くなった。高木亡き後の吹き替え担当は二転三転。『大野剣友会列伝』(岡田勝、風塵社)によれば藤山健剛、宮沢淑郎、甲斐新、早川昭彦らが担当した後、最終的に大竹浩二が担当することになった。大竹は次作でもヒロインの吹き替えを務めている。
- ^ 本放送時、新聞のテレビ欄で「殺しのビート・ポップス」と掲載され、本編Aパート・サブタイトルの直後にお詫びと訂正のテロップが表示された。
- ^ シナリオでは渡辺美奈代の役が、本編では名越美香に変更されている。
- ^ 当時は日本テレビ系・テレビ朝日系のクロスネット局(現在は日テレフルネット局)。
- ^ このシーンは2012年7月18日放送された『マツコ&有吉の怒り新党』の新・3大〇〇調査会で「スケバン刑事のスゴい仕留め方」という内容で紹介されている。
出典
- ^ 竹書房/イオン編 編「BonusColumn セーラー服戦士たちと、少女アクション路線」『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、182頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。
- ^ 『ビークラブ・スペシャル-12 「スケバン刑事Ⅲ」 少女忍法帖伝奇 SUPER MATERIAL』バンダイ、1987年11月20日、97頁。ISBN 4-89189-332-X。C0076。
- ^ 和田慎二「メイキング・オブ スケバン刑事」PART10より
- ^ a b c d e f g h i 常識 2013, pp. 172–173, 「サキを助ける頼もしい仲間とは?」
- ^ a b c d e f 常識 2013, pp. 170–171, 「二代目スケバン刑事・麻宮サキの本名は?」
- ^ 完本シナリオ集 1987, p. 69.
- ^ 映画版スケバン刑事 1987, p. 154.
- ^ a b c d e 常識 2013, pp. 174–175, 「劇場版『スケバン刑事』で使った秘密武器とは?」
- ^ 映画版スケバン刑事 1987, p. 58.
- ^ スケバン刑事研究 1987, p. 58, 「プロデューサー・岡正 スケ番刑事を語る」.
- ^ 「南野陽子360°大解剖」『DELUXEマガジンORE』1987年4月号、講談社、142頁。
- ^ 『デーリー東北』1987年4月20日付紙面広告、1987年4月22日 - 1987年7月13日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 1987年4月22日 - 7月13日まで集中放送。
- ^ 『デーリー東北』1987年7月15日 - 1987年10月19日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 1987年7月15日 - 10月19日まで集中放送。
- ^ 『福島民報』1985年11月7日 - 1986年10月23日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1985年11月14日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 「1987年邦画4社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報』1988年(昭和63年)2月下旬号、キネマ旬報社、1988年、192頁。
- ^ a b 高岩淡(東映・専務取締役)・鈴木常承(東映・常務取締役営業部長)・小野田啓 (東映・取締役待遇宣伝部長)、聞き手・松崎輝夫「本誌・特別インタビュー夏から新春へ強力布陣そろう―東映、第六十六期の大攻勢を語る」『映画時報』1988年3、4月号、映画時報社、6、12頁。
- ^ a b c 「スクープワイド特集'87 意識開国の泣き笑い 薬師丸ひろ子、吉永小百合をしのぐ? 南野陽子(19)の記録破りの『おまんら許さんぜヨ』商法...」『週刊ポスト』1987年1月23日号、小学館、40-41頁。
- ^ a b c 文化通信社編『映画界のドン 岡田茂の活動屋人生』ヤマハミュージックメディア、2012年、213頁。ISBN 9784636885194。
- ^ 「PICKUP MOVEMENT 80年代の武装少女たち~その戦いの記録~」『日本不良映画年代記』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2016年、135頁。ISBN 9784800309006。
- ^ 歴代最高の「セーラー服作品」はコレだ!ドラマ編(1)制服に意味を持たせた「スケバン刑事」東映株式会社総務部社史編纂 編『東映の軌跡』東映株式会社、2016年、303-313、346-347頁頁。“スケバン刑事”. 日本映画製作者連盟. 2019年9月29日閲覧。「〔特集〕女優+文芸=大作 文・金澤誠」『東映キネマ旬報 2010年春号 vol.14』2010年3月1日、東映ビデオ、3頁。ギンティ小林+別冊映画秘宝編集部編「『スケバン刑事』と戦う美少女アイドルの時代 南野陽子」『別冊映画秘宝 80年代ガキTV&シネマ大百科』、洋泉社、2012年2月、95頁、ISBN 9784862488763。南野陽子:25年ぶり「スケバン刑事」のヨーヨーと“再会” 伊藤かずえと大映ドラマ秘話語る
- ^ a b c 南野陽子さん/歌手・女優・司会(48歳)達人たちの「ワタシの、センタク。」【第18回】
- ^ a b c 南野陽子、嫌な仕事を阿部寛に押しつけた生意気すぎる新人時代
- ^ a b c d e f g h 「ZIG・ZAG大予想 ドル箱・南野陽子が東映から松竹へ鞍がえした"真相"」『週刊宝石』1988年11月11日号、光文社、70頁。
- ^ 「日本映画ニュース・スコープ」『キネマ旬報』1988年3月下旬号、キネマ旬報社、113頁。
- ^ a b 『BOMBアイドル30年読本』学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2010年、87頁。ISBN 9784056058826。
- ^ a b “【二十歳のころ 南野陽子(1)】 「生意気」と言われても…運命の出会いで「スケバン刑事」に”. SANSPO.COM. (2017年6月13日). オリジナルの2019年10月1日時点におけるアーカイブ。 2019年10月1日閲覧。“【二十歳のころ 南野陽子(3)】 「生意気」と言われても…運命の出会いで「スケバン刑事」に”. SANSPO.COM. (2017年6月15日). オリジナルの2019年10月1日時点におけるアーカイブ。 2019年10月1日閲覧。
- ^ “佐藤純彌 ぶらりシネマ旅”. デイリースポーツ (デイリースポーツ社): p. 34. (2015年5月26日)
- ^ 「東映・岡田茂社長インタビュー 『危機と見るか体質改善好機と見るか』」『AVジャーナル』1992年9月号、文化通信社、22–23頁。
- ^ 南野陽子がヨーヨー片手に「おまんら、許さんぜよ!」25年ぶりに名場面がよみがえる!!
- ^ a b 「バイキング」 2014年5月29日(木)放送内容
- ^ 『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1988年2月5日のラジオ・テレビ欄。
- ^ SPEC観察メモ
- ^ 「ガキ使 タイキック執行人に那須川天心 月亭方正『痛あああああ!』撃沈。」デイリースポーツ2019年12月31日
参照話数
- 1 スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説とは
- 2 スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説の概要
- 3 スタッフ
- 4 映像ソフト化
- 5 パチンコ
- 6 脚注
固有名詞の分類
美少女ゲーム | 愛姉妹 二人の果実 家族交感 スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説 ふぁいなりすと BALDR BULLET "REVELLION" |
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