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ジャン・カルヴァン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/19 07:46 UTC 版)

(カルヴァン から転送)

ジャン・カルヴァン(Jean Calvin、1509年7月10日 - 1564年5月27日)は、フランス生まれの神学者ルターツヴィングリと並び評される、キリスト教宗教改革初期の指導者である[1]

カルヴァンの神学は、ルター派など一部を除き教派の違いを超えてプロテスタント諸派に大きな影響を与えた。プロテスタント教会のひとつ改革派教会は彼の思想的流れを汲む教会である。

カルヴァンの主著は『キリスト教綱要』であるが、多くの聖書注解(旧約・新約)[2]や神学論文[3]を残した。また、多くの説教集も出版された[4]。『ジュネーブ教会信仰問答』[5]の作者もカルヴァンである。


  1. ^ カルヴァンの伝記は多くの人々の手で書かれた。日本語で読める代表的なものとしては、以下のようなものがある。J. D. ベノア著『ジャン・カルヴァン』、森井真訳、日本基督教団出版部、1955年。小平尚道著『カルヴィン』、日本基督教団出版部、1963年。渡辺信夫著『カルヴァン』、清水書院、1968年。R. ストーフェール著『人間カルヴァン』、森川甫訳、すぐ書房、1977年。E. ドゥーメルグ著『カルヴァンの人と神学』、益田健次訳、新教出版社、1977年。久米あつみ著『カルヴァン』、講談社、1980年。森井真著『ジャン・カルヴァン ある運命』、2005年。B. コットレ著『カルヴァン 歴史を生きた改革者 1509-1564』、出村彰訳、新教出版社、2008年。スイス宗教改革史におけるカルヴァンの位置と役割については、出村彰著『スイス宗教改革史研究』、日本基督教団出版局、1983年(再版)。カルヴァンの神学思想については、W. ニーゼル著『カルヴァンの神学』、渡辺信夫訳、新教出版社、1960年。
  2. ^ J. カルヴァン著『旧約聖書註解』・『新約聖書註解』、新教出版社。
  3. ^ J. カルヴァン著『神学論文集』、赤木善光訳、新教出版社。
  4. ^ 日本語で読めるカルヴァンの説教集には、以下のようなものがある。『苦難と栄光の主 イザヤ書53章による説教』、渡辺信夫訳、新教出版社、1958年。『霊性の飢餓 まことの充足を求めて』、野村信訳、教文館、2001年。『命の登録台帳 エフェソ書第1章(上)』、アジア・カルヴァン学会編訳、キリスト新聞社、2006年。
  5. ^ J. カルヴァン著『ジュネーヴ教会信仰問答 翻訳・解題・釈義・関連資料』、渡辺信夫訳、教文館、1998年。
  6. ^ 久米あつみ著『カルヴァンとユマニスム』、御茶ノ水書房、1997年。
  7. ^ J. カルヴァン著「キリスト教綱要(初版)」、久米あつみ訳、『宗教改革著作集』第9巻、教文館、1986年。
  8. ^ J. カルヴァン著『キリスト教綱要』、渡辺信夫訳、新教出版社の底本は最終版。
  9. ^ 田上雅徳著『初期カルヴァンの政治思想』、新教出版社、1999年。
  10. ^ E. W. モンター著『カルヴァン時代のジュネーヴ 宗教改革と都市国家』、中村賢二郎・砂原教男訳、ヨルダン社、1978年。
  11. ^ S. ツヴァイク著『権力とたたかう良心』、ツヴァイク全集17、高杉一郎訳、みすず書房、1988年。
  12. ^ K. バルト著『教会教義学』、新教出版社。バルトがカルヴァンやウェストミンスター信仰告白の予定論を批判したのは、同書の第2巻第2分冊(吉永正義訳)。
  13. ^ G. C. Berkouwer, Divine Election, Studies in Dogmatics, Eng. Tras. by H. Bekker, 1960.
  14. ^ Herman Bavinck, Gereformeerde Dogmatiek, Eerste deel, Uitgave van J. H. Kok te Kampen, Vierde Onveranderde Druk, 1928, p. 152.
  15. ^ H. E. テート著『ハイデルベルクにおけるウェーバーとトレルチ』、宮田光雄・石原博訳、創文社、1988年。ヴェーバーとトレルチ、また加えて法制史研究者ゲオルク・イェリネックの三者は、同じ時代にハイデルベルク大学で教鞭をとり、共同研究会を開いていた仲間である。
  16. ^ A. カイパー著『カルヴィニズム』、鈴木好行訳、聖山社、1988年。
  17. ^ P. ヘルム著『カルヴァンとカルヴァン主義者たち』、松谷好明訳、聖学院大学出版会、2003年。


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