ジシアンジアミドとは? わかりやすく解説

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ジシアンジアミド

分子式C2H4N4
その他の名称シアノグアニジン、ジシアンジアミド、Dicyandiamide、N-Cyanoguanidine、Dicyanodiamide、ジシアノジアミン、Param、パラム、3-Cyanoguanidine、1-Cyanoguanidine、Cyanoguanidine、N''-Cyanoguanidine、Amidinocyanamide、(Diaminomethylene)cyanamide、(Amidinoamino) cyanide、(Cyanoimino)methanediamine、ジシアノジアミド、2-Cyanoguanidine、Dicyanodiamine
体系名:2-シアノグアニジン、3-シアノグアニジン、N-シアノグアニジン、1-シアノグアニジン、N''-シアノグアニジン、アミジノシアナミド、(ジアミノメチレン)シアナミド、(アミジノアミノ)シアニド、(シアノイミノ)メタンジアミン


ジシアンジアミド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 07:58 UTC 版)

ジシアンジアミド(Dicyandiamide,cyanoguanidine)とは(別名:DICY ダイサイ)とは示性式H2N-CNH-NH-CNで表されるシアナミドである。 無色斜方状晶または板状晶であり、融点以上に加熱するとアンモニアを発生してメラミン,メラムなどを生じる。 シアナミド誘導体、例えばグアニジン,ジシアンジアミジン,ジグアニド,メラミンなどの製造にかつて使われた。 単独でも農薬として使われることがある。 エポキシ樹脂の硬化剤として使用されることがあるが、単独では硬化温度が180℃以上と高く、硬化時の発熱も大きいためイミダゾールアダクト等三級アミンを触媒として併用される。 この場合シェルフライフが室温で3ヶ月以上となり一液性エポキシ(接着剤)として充分な保存条件を満たす。 一般的にエポキシ樹脂100に対して約12が化学等量であるが反応後の三級アミンが触媒となり3~12の配合比率であっても実用上充分な機能を持つ。




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