シーム溶接
通常は重ね継ぎ手に適用されるので、ラップシーム溶接ともいわれる抵抗溶接の一種である。図に示すように被溶接材を円形(ローラー状)の回転電極で加圧し、電極を回転させながら連続的に通電を行い、溶接ナゲットを少しずつラップさせて溶接する方法である。この溶接法は、自動車では燃料タンクなど気密性が必要な部品や防水性が必要な部位などに使われている。シーム溶接には、ラップシーム溶接以外に、バットシーム溶接やマッシュルーム溶接などがある。
参照 ナゲットシーム溶接
シーム溶接
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:05 UTC 版)
抵抗溶接の一種。ローラーの形をした電極で複数の板金を抑えると同時に、抵抗熱で溶接を行う。スポット溶接と違い、線状の溶接が可能。薄い板金を連続的に接合する。主に水密や気密を要する箇所に使用され、缶詰やジュースの缶などに使われている。
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シーム溶接
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 02:48 UTC 版)
抵抗スポット溶接を連続的に重ねる溶接であり、電極をローラ形状とし、そこに2枚の母材を挟み込んで、電極を加圧しながら回転させ、断続的に電流を流して加熱することで母材内部の溶接部を連続的に作り出すものである。水密や気密を必要とする箇所で用いられる。
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