シートフィルム
フィルムはもともとはシート状で、1枚1枚カメラに装填して撮影した。それがロールフィルムの発明で、1回装填すると何コマも撮影できるようになった。しかし、いまでも4×5インチ判以上のサイズのフィルムはシートフィルムである。
シートフィルムはふつうフィルムホルダーに装填し、そのホルダーをカメラに装着するのだが、フィルムホルダーに装填する際に暗室内あるいはダークバッグ内など“完全暗黒”の場所で手探りで行わなくてはならない。このために、乳剤面の向き、およびフィルムタイプを識別するために、シートフィルムにはかならずノッチ(切り欠き)が付いている。ノッチが右手側に来ると乳剤面が手前を向いていることになる。
シートフィルム
シートフィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:52 UTC 版)
ビューカメラやレントゲン装置(直接撮影)で用いられる。いわゆる4×5in、8×10inサイズはシートフィルム。詳細は「シートフィルム」を参照 (なお、インスタントカメラにおいて像を得るために使われる材料は、シートフィルムに近いがどちらかというと印画紙の一種であるが、商品の名称としては「インスタントフィルム」となっている)
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シートフィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 14:33 UTC 版)
ポラロイドやフォトラマ(英語版)等のインスタントフィルムは、シートフィルムと印画紙が一体化したものであり、10枚あるいは12枚を1つのカートリッジに詰めたものを「パックフィルム」と呼ぶ。 「インスタントフィルム」および「en:Instant film」を参照 1982年(昭和57年)にコダックが発表したディスクフィルムは、これまでのロールフィルムと異なり、直径65mmの円形シートフィルムに放射線状に15フレームがついたもので、平面状のカートリッジに包まれたものであった。 「ディスクフィルム」を参照
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