シリル・スコット

ピティナ・ピアノ作曲家事典

スコット, シリル

【英】：Scott, Cyril

[イギリス]  1879～1970

2007年8月 執筆者： 実方　康介

イングランド北部で生まれた作曲家、文筆家、ピアニスト。幼少より楽才を示し、12歳でフランクフルトのホーホ音楽院に入学。フンパーディンクらに師事した。1898年よりリヴァプールを中心に活動し、交響曲やピアノ協奏曲など大編成の作品から、印象派風のピアノ曲や歌曲などまで多数の作品を残した。
スコットの作品は両大戦間には頻繁に演奏されたが、戦後はあまり重要な作曲家として扱われず、ドビュッシーやスクリャービンの亜流として評価されてしまう傾向にあった。しかし、近年は再評価の気運が高まりつつある。

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]

ピアノ・ソナタ　第1番／Piano Sonata No.1 Op.66／1910

ピアノ・ソナタ　第2番／Piano Sonata No.2 1932

ピアノ・ソナタ　第3番／Piano Sonata No.3 1956[19'30"]

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

2つのピエロの小品／2 Pierrot pieces Op.35／1905

2つの小品／2 Pieces Op.47／1905

3つの悲しい踊り／3 Danses tristes Op.74／1910

管弦楽とピアノ

協奏曲  [管弦楽とピアノ]

ピアノ協奏曲　第1番　ハ長調／Piano Concerto No.1 in C major 1915[31'0"]

ピアノ協奏曲　第2番／Piano Concerto No.2 1958[20'30"]

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シリル・スコット

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シリル・メイヤー・スコット（Cyril Meir Scott, 1879年9月27日 – 1970年12月31日）はイギリス近代の作曲家、作家、詩人。