シリコーンとは? わかりやすく解説

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シリコーン【silicone】

読み方:しりこーん

珪素(けいそ)と酸素との分子鎖-Si-O-Si-を骨格とし、この珪素メチル基などが結合した珪素有機化合物重合体耐熱性電気絶縁性にすぐれる。


シリコーン

英語 silicone

有機ケイ素化合物総称。油、ゴム樹脂など種々の形態をとり、それぞれシリコーン油シリコーンゴムシリコーン樹脂などと呼ばれる分子構造骨格シロキサン結合(-Si-O-Si-O -)からできており、半無機有機的構造である。シリコーンの特性としては、その分構造により、耐熱性はっ水性、電気絶縁性耐薬品性、耐老化性などを有する。さらに耐候性、低毒性ガス透過性離型性、接着性など、ほかの同種の物質より優れた特徴をもっている。用途としては、自動車つや出し剤潤滑油グリース消泡剤繊維はっ水剤など、その優れた特性により広い範囲わたっている。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

シリコーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 17:52 UTC 版)

シリコーン: silicone)とは、シロキサン結合による主骨格を持つ、合成高分子化合物の総称である。 語源は、ケトン炭素原子をケイ素原子で置換した化合物を意味する、シリコケトン (silicoketone) から[1]。ただし、慣用的に低分子シラン類を含む有機ケイ素化合物全般を指す意味で使用される場合もある。


  1. ^ 『化学大辞典』 共立出版、昭和53年縮刷版第19刷。
  2. ^ 化学工業日報 2000年10月4日付


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シリコーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 07:40 UTC 版)

石油ファンヒーター」の記事における「シリコーン」の解説

ワックス材やヘアスプレーシャンプーコンディショナー枝毛コート剤などに含まれるシリコーンが石油ファンヒーター安全装置誤作動させ運転を停止することがあるバーナーの炎を電気的に検知するフレームロッドという炎検知器にシリコーンが付着して高温のため電気抵抗大きなガラス質SiO2二酸化ケイ素)を形成し正常に燃焼しているにもかかわらず電流検知できなくなって不完全燃焼誤認して消火してしまうのである噴出口白く汚れているときはシリコーンによる故障疑われる。この場合は、炎検知器清掃あるいは交換を必要とする。

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シリコーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 04:43 UTC 版)

スポイラー (自動車)」の記事における「シリコーン」の解説

より最近は多く自動車アクセサリー製造業者はシリコーン有機ポリマー使用している。この材料主な恩恵はその驚異的な可塑性である。シリコーンは極めて高い熱特性有し、より長い製品寿命与える。

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