シュラクサイ包囲戦 (紀元前214年-紀元前212年)
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シュラクサイ包囲戦(シュラクサイほういせん)は、第二次ポエニ戦争中の紀元前214年から紀元前212年にかけて発生した攻城戦。シュラクサイ(現在のシラクサ)はシチリア島東岸の都市であるが、マグナ・グラエキア(南イタリアおよびシチリア)のギリシャ殖民都市の中で最も繁栄していた。第一次ポエニ戦争時にシュラクサイはローマと同盟を結んだが、それを解消してカルタゴと同盟を結んだためローマ軍に包囲され陥落した。ローマ軍はシチリア島全体を支配下に置いた上で、シュラクサイに押し寄せた。包囲戦の間、街はアルキメデスが発明した兵器によって防衛されていた。アルキメデスは偉大な発明家であり博学者であったが、陥落後にローマ軍司令官マルクス・クラウディウス・マルケッルスの命令に反して殺害された[1]。
- 1 シュラクサイ包囲戦 (紀元前214年-紀元前212年)とは
- 2 シュラクサイ包囲戦 (紀元前214年-紀元前212年)の概要
- 3 序幕
- 4 膠着
- 5 関連作品
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