シャリンバイとは? わかりやすく解説

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しゃりん‐ばい【車輪梅】

読み方:しゃりんばい

バラ科常緑低木本州南西部九州海岸自生長楕円形で、の上部にほぼ輪状密生する5月ごろ、先に似た白花群がって咲く。実は黒紫色。樹皮から大島紬(おおしまつむぎ)の染料をとる。たちしゃりんばい

車輪梅の画像
撮影朝倉秀之

シャリンバイ

シャリンバイ
科名 バラ科
別名: -
生薬名: -
漢字表記 車輪梅
原産 日本朝鮮半島
用途 小枝車輪のように輪生しウメ似た花が咲くのでこの名があります樹皮木灰混ぜてがまで煮出し大島紬褐色染料にします。
学名: Rhaphiolepis umbellata Makino
   

車輪梅

読み方:シャリンバイ(sharinbai)

バラ科常緑低木小高木、園芸植物薬用植物

学名 Rhaphiolepis umbellata


車輪梅

読み方:シャリンバイ(sharinbai)

タチシャリンバイ別称
バラ科常緑低木高木園芸植物

学名 Rhaphiolepis umbellata var. umbellata


シャリンバイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 20:55 UTC 版)

シャリンバイ(車輪梅、学名Rhaphiolepis indica var. umbellataシノニムR. umbellata)は、バラ科シャリンバイ属の常緑低木。日本東北地方南部以南)、韓国台湾までの海岸近くに分布する。庭木や公園樹として植栽されることも多い[3]。沖縄の方言ではテカチ[4]、奄美大島ではテーチ木[5]と呼ぶ。和名は枝の分岐する様子が(葉の配列の様子とも)車輪のスポークのようで花がに似ることから。


  1. ^ Rhaphiolepis indica (L.) Lindl.” (英語). ITIS. 2013年5月25日閲覧。
  2. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “シャリンバイ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2013年5月23日閲覧。
  3. ^ a b c d 樹皮・葉でわかる樹木図鑑(2011)、148頁
  4. ^ 沖縄織物の研究 97ページ
  5. ^ 奄美大島の地域性:大学生が見た島/シマの素顔 p256
  6. ^ 亀田龍吉 2014, p. 37.
  7. ^ 植物 鹿児島県、2020年1月28日閲覧。
  8. ^ 鮫島沙子, 近藤民雄, 渡辺忠雄「大島紬におけるシャリンバイの染色性について(I)」『九州大學農學部學藝雜誌』第30巻第1/2号、九州大學農學部、1975年8月、15-20頁、doi:10.15017/23194hdl:2324/23194ISSN 0368-6264CRID 1390853649767909248 
  9. ^ 和名 学名 新科名 旧科名 効能熊本大学
  10. ^ 名瀨市史資料、第2巻 p77
  11. ^ 日本のレッドデータ検索システム「シャリンバイ」”. (エンビジョン環境保全事務局). 2013年5月25日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。
  12. ^ レッドデータブックとっとり(植物)” (PDF). 鳥取県. pp. 137 (2002年). 2013年5月25日閲覧。
  13. ^ マルバシャリンバイの自生地”. 山形県. 2013年5月25日閲覧。
  14. ^ 市章・市木・市花・市民憲章”. 奄美市 (2013年3月20日). 2013年5月25日閲覧。


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