シネマスコープとは? わかりやすく解説

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シネマ‐スコープ【CinemaScope】


シネマスコープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/03 02:33 UTC 版)

シネマスコープ (CinemaScope) は、主に映画撮影で用いられていたワイドスクリーン技術の一つ。アナモルフィックレンズを用いた横縦比2.35:1(12:5)の画面アスペクト比である。シネスコと略されることもある[1]


注釈

  1. ^ ただし、1969年上映の『巨人の星』のみスタンダードで上映された[5]

出典

  1. ^ a b c ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、百科事典マイペディア、精選版 日本国語大辞典、デジタル大辞泉. “シネマスコープ”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2022年10月16日閲覧。
  2. ^ CinemaScope Wide Screen Museum
  3. ^ 日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界”. 東京国立近代美術館フィルムセンター. 2022年10月16日閲覧。
  4. ^ 「編集長のコラム」 小黒祐一郎 第5回「アニメフレーム物語(1) 3つのサイズ」”. WEBアニメスタイル (2001年7月23日). 2022年10月15日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 「編集長のコラム」 小黒祐一郎 第9回 アニメフレーム物語(5) スタンダードをシネスコに”. WEBアニメスタイル  (2001年9月14日). 2022年10月15日閲覧。
  6. ^ アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】:シネマスコープサイズの“シネマティックアニメーション”に 5.1チャンネルサラウンド対応”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (2022年7月23日). 2022年10月15日閲覧。


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シネマスコープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 23:13 UTC 版)

画面アスペクト比」の記事における「シネマスコープ」の解説

横縦比は2.35:1(12:5)。アナモルフィックレンズ使用して左右圧縮し1.37:1横縦比フィルム記録し上映時には左右復元して横長画像を得る。開発当初横縦比は2.66:1だったが、第1作聖衣』は2.55:1であった。もともとは光学サウンドトラック用いずパーフォレーション外側記録され磁気サウンドトラックで4トラックサラウンドでの上映されることが前提だった。光学サウンドトラック省略されていたために2.66:1の縦横比となった後、光学サウンドトラック追加され縦横比が2.35:1に変更された。アナモルフィック・レンズ特有の問題として歪曲収差がある。レンズ改良左右幅を圧縮した原版フィルム(インターポジなど)を直接作成出来るデジタルプロセス導入まで画質低下の要因であった。 65mmフィルム使用したトッドAO方式同時期の1953年登場した。それはシネマスコープとの画質の差は歴然であった。そのため、フォックスは55.625mmフィルム使用し、それを35mm縮小焼き付けをする「シネマスコープ55」という方式開発し『王様と私』など一部映画使用したが、画質面でトッドAO勝てず、カメラ高額であったため、短期間終焉迎えた

※この「シネマスコープ」の解説は、「画面アスペクト比」の解説の一部です。
「シネマスコープ」を含む「画面アスペクト比」の記事については、「画面アスペクト比」の概要を参照ください。

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