シデ類とは? わかりやすく解説

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シデ類


シデの類には、北海道本州四国九州分布するサワシバ(C.cordata )、アカシデ(C.laxifora)、本州四国九州分布するイヌシデ(C.tschonoskii )、クマシデ(C.japonica)などがあります。あまり大きくはなりませんが、それでも、樹高15m位にはなるものがあります分布が広いので、雑木林のなかに認められることが多い類です。関東地方でも、注意すると、雑木林の中で見付けることが出来ます

木材
心材と辺材の色の差は余りありません。木材の色はほとんど白色で、光沢ありますが、ときにはやや黄色帯びます。年輪境界にはやや白色の帯があり、それで、年輪がはっきりと見えます。この類の特徴は、横断面年輪を見ると、年輪ギザギザ波打っていることで、これがわかると、この類を他から区別することが容易に出来ます木材はやや重硬~重硬で、弾力性があり、気乾比重は:0.75(クマシデ)、0.70~0.82(アカシデ)です。どちらかというと加工難し木材いえます

用途
曲げ木にして傘の柄、靴型ろくろ細工漆器木地家具農具の柄、器具の柄、薪炭材(炭の質はカシ類に次ぐとされています)などがあり、シイタケ栽培用の原木にも適します樹皮付いた小丸太を床柱にしたり、樹皮剥がして磨いた丸太は、材面に大きな皺があり、雅致があるので、床柱使われます。紡織用材シャットル木管など)としても知られています。




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