シタモエ

デジタル大辞泉

した‐もえ【下燃え】

読み方：したもえ

１ 炎が表に出ないで、物の下で燃えていること。

２ 《「した」は心の意》心の中で思い焦がれること。

「—に思ひ消えなむけぶりだにあとなき雲のはてぞ悲しき」〈新古今・恋二〉

した‐もえ【下^×萌え】

読み方：したもえ

草の芽が地中から出はじめること。また、その芽。草萌え。《季 春》「—の大磐石(だいばんじゃく)をもたげたる／虚子」

季語・季題辞典

下萌

読み方：シタモエ（ｓｈｉｔａｍｏｅ）

早春、大地から草の芽がもえ出ること

季節 春

分類 植物