ザ・ビートルズ 1967年~1970年とは? わかりやすく解説

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ザ・ビートルズ1967年〜1970年

(ザ・ビートルズ 1967年~1970年 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 06:47 UTC 版)

ザ・ビートルズ1967年〜1970年』(英語: The Beatles / 1967-1970)は、1973年4月2日にアナログLP2枚組で発売された、ビートルズの1967年から1970年までの代表曲を集めたコンピレーション・アルバムである。ジャケットのベースカラーに因み『青盤』(Blue Album) の愛称で親しまれている。1966年以前の代表曲を集めた『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』(通称『赤盤』) と同時にリリースされた。


注釈

  1. ^ 続編として4枚組60曲入りの『AΩ (Vol.2)』[6]も発売された。
  2. ^ 当時ジョン・レノンポール・マッカートニーレノン=マッカートニー作品の著作権管理を失っており、リンゴ・スターは直接自分の作品が侵害されていなかった。またそれぞれ自分の活動に没頭していたため、消極的だった。ハリスンは「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」「バングラ・デッシュ」の3曲が侵害されていたため、説得に応じた。
  3. ^ 1973年2月16日、アップル・コアとキャピトル・レコード、ハリスンは海賊版製造業者と配給会社、そしてそれを宣伝していたアメリカン・ブロードキャスティング・カンパニーに対して、1500万ドルの訴訟を起こした。
  4. ^ アブコ・レコードでクラインの右腕といわれていた。コンピレーション・アルバム『ヘイ・ジュード』やローリング・ストーンズの『ホット・ロックス』の選曲・編集も担当した。
  5. ^ 歌詞に出てくるジブラルタルはスペインが領有権を主張している地域であるが、レノンが「You can get married in Gibraltar near Spain(スペインの近くのジブラルタルで結婚できる)」とイギリスの海外領土であることを認めるかのように歌ったため、放送禁止になっていた。
  6. ^ アメリカ盤の紙スリーブの第4面の左下隅のみに記載されている。
  7. ^ 現在は取り壊されている。
  8. ^ 後にフィル・スペクターのプロデュースによって編集が加えられ、『レット・イット・ビー』のタイトルで発売された。
  9. ^ 1988年のジョン・レノン『イマジン (オリジナル・サウンドトラック)』に収録されたヴァージョンと同じ。
  10. ^ 2014年には日本独自企画によるスーパー・ハイ・マテリアルCDでリリースされた。これはディスクの材質面の向上であるため、収録されているデジタルオーディオデータに違いはない。
  11. ^ 追加収録曲はCD、デジタル配信では時系列通りに差し込み並べているが、アナログLPではディスク3にまとめて収録されている。

出典

  1. ^ AllMusic Review
  2. ^ a b The Beatles - Chart history”. Billboard. 2019年3月30日閲覧。
  3. ^ a b The Beatles > Artists > Official Charts”. Official Charts Company. 2019年3月30日閲覧。
  4. ^ The Beatles – ΑΩ”. Discogs. 2023年11月28日閲覧。
  5. ^ a b 赤と青の聖典(バイブル)”. SoundTown. EMIミュージック・ジャパン. 2010年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  6. ^ The Beatles – AΩ (Vol.2)”. Discogs. 2023年11月28日閲覧。
  7. ^ Badman 2002, p. 99.
  8. ^ Allan Steckler”. Discogs. 2023年11月28日閲覧。
  9. ^ Spizer 2003.
  10. ^ Billboard.BIZ Top Pop Albums of 1973”. billboard.biz. 2012年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
  11. ^ The Mad Day Out Photo Session”. The Beatles (2013年1月10日). 2021年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月17日閲覧。
  12. ^ "Mad Day Out" website”. 2010年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月20日閲覧。
  13. ^ Spizer 2003, p. 228.
  14. ^ Booth, Hannah (2017年8月18日). “‘We were just knocking about in the park. Then the Beatles turned up’” (英語). The Guardian. 2023年10月6日閲覧。
  15. ^ Haber, Dave (2006年11月21日). “Beatles LP and CD Discography”. The Internet Beatles Album. 2011年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月20日閲覧。
  16. ^ ザ・ビートルズの全オリジナル・アルバム、遂にデジタル・リマスターが9月9日発売に!!”. rockinon.com (2009年4月9日). 2021年11月15日閲覧。
  17. ^ ビートルズ『赤盤』『青盤』新版でミックスを担当したジャイルズ・マーティン 「じつは真の革新は新曲ではなく初期楽曲」”. amass (2023年10月28日). 2023年11月15日閲覧。
  18. ^ The Beatles(ザ・ビートルズ)|最後の新曲「Now & Then」&ベスト・アルバム『赤盤』『青盤』2023エディションが発売” (2023年10月27日). 2023年10月29日閲覧。


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