ザックール・テトローデ方程式とは? わかりやすく解説

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ザックール・テトローデ方程式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/27 01:50 UTC 版)

ザックール・テトローデ方程式: Sackur–Tetrode equation)またはサッカー・テトロードの式は、統計力学において内部自由度のない古典的理想気体エントロピーを表す状態方程式である。希ガス水銀蒸気などの単原子気体標準モルエントロピーは、この式から計算される。分子回転運動分子振動などの内部自由度がある理想気体では、この式から分子の並進運動によるエントロピーが計算される。1912年ドイツオットー・ザックール英語版Otto Sackur)とオランダヒューホー・テトローデ英語版Hugo Martin Tetrode)がそれぞれ独立に導いた。


  1. ^ 田崎 p.138
  2. ^ 中村 p.137
  3. ^ このような場合、化学定数 i が物質の種類だけでなく、温度 T にも依存するようになる。
  4. ^ Sackur-Tetrode constant (1 K, 100 kPa)”. NIST. 2015年11月18日閲覧。
  5. ^ Sackur-Tetrode constant (1 K, 101.325 kPa)”. NIST. 2015年11月18日閲覧。


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