サーブ・9-2Xとは? わかりやすく解説

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サーブ・9-2X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/05 06:36 UTC 版)

9-2X(ナイン・ツー・エックス)は、富士重工業(現・SUBARU)が製造し、スウェーデンの自動車会社・サーブが販売していた自動車である。


  1. ^ webCG カワデ (2003年12月15日). “サーブの新型車「9-2X」、LAショーで発表へ”. webCG. 2021年9月13日閲覧。
  2. ^ webCG オオサワ (2004年3月16日). “富士重工業、「サーブ9-2X」の生産開始”. webCG. 2021年9月13日閲覧。
  3. ^ 2005 Saab 9-2X PDF Brochure”. auto-brochures.com. 2021年9月13日閲覧。
  4. ^ 2005 Saab 9-2X 4-door hatchback”. IIHS. 2021年9月13日閲覧。


「サーブ・9-2X」の続きの解説一覧

サーブ・9-2X

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 23:58 UTC 版)

スバル・インプレッサ (2代目)」の記事における「サーブ・9-2X」の解説

詳細は「サーブ・9-2X」を参照 Saab 9-2X Aero スバルは、2005年から2006年にかけて、2代目インプレッサハッチバックバッジエンジニアリングしたモデル製造し、サーブ9-2X(92X図案化される)としてサーブ北米市場販売した当時サーブ・オートモービルゼネラルモーターズ(GM)完全子会社であり、GM富士重工業20%出資していた。9-2Xには「Saab」と「SUBARU」のかばん語で「Saabaru」という愛称付けられた。 サーブは、サーブブランド全体デザイン言語統合するために、フロントリアのエクステリア・スタイリングを再設計した。フロントダッシュボード、フェンダーボンネットテールゲート、リアダッシュボードなどが変更された。内装では、スバルよりも遮音性高め、特にファイヤーウォール英語版)、カーペットルーフ、リアウィンドウシールに注意払われた。9-2X内装大部分は、インプレッサワゴンと同じであるが、2代目インプレッサワゴンを基にしたツートンカラーシートとインストルメントクラスタ(運転席計器群)を採用している。2005年サーブ初め全輪駆動採用した年である。9-2X9-7X全輪駆動標準装備された。 また、フロントシートには、インプレッサWRX固定式ヘッドレストシートとは異なりサーブ独自の可動式ヘッドレスト採用した。リアサスペンションアームはアルミ製で、重い部品代わりにプラスチック使用したり、サーブ独自のブッシュ使用したり、ダンパー再調整するなどして、さらなるバネ下重量軽減図っている。ステアリングは、2006-2007年モデルインプレッサWRXステアリングラック採用しステアリング比を15.5:1に上げとともにステアリング金属製品剛性高め、シャシーブッシュを強化することで、応答性正確性を向上させている。9-2Xは、スバルからの変更点がほ主に表面的なのであるため、サーブブランドの支持者には特に人気がないまた、9-2XIIHS安全性に関する最高賞を受賞している。 しかし、2005年10月GM富士重工業の8.4%の株式トヨタ売却し残りの11.4%の株式自社株買い英語版)で富士重工業に戻すことを決定した9-2Xは、富士重工業GM提携解消に伴い2006年モデル最後に生産終了した。 サーブ9-2Xは、2005モデル年に8,514台、2006モデル年に1,832台、合計10,346台が生産された。

※この「サーブ・9-2X」の解説は、「スバル・インプレッサ (2代目)」の解説の一部です。
「サーブ・9-2X」を含む「スバル・インプレッサ (2代目)」の記事については、「スバル・インプレッサ (2代目)」の概要を参照ください。

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