サムイェー寺

世界宗教用語大事典

サムイェーじ 【サムイェー寺】

チベットのラサ東南一〇〇キロのタクマルにある仏教寺院。七七五年にインドから密教行者を招いて定礎。本堂は一九六〇～七〇年代の文化大革命のとき破壊されて修復。チベット最初の本格的寺院で、七九四年、チベット王によるインドの仏教僧と中国の仏教僧との教義論争が行われた。サムイェーの宗論という。中国の論者摩訶衍は無念無想でいると仏性が顕れて成仏すると説き、インドのカマラシーラは分別がなければ悟りはないと反論し、中国は負けて敦煌に追放された。

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サムイェー寺

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サムイェー寺（サムエー寺、チベット語：བསམ་ཡས bsam yas、中国語：桑耶寺）はチベットに建立された最初の仏教僧院。