サテライト‐ウイルス【satellite virus】
サテライトウイルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 15:41 UTC 版)
サテライト(Satellite)とは、感染性の核酸(DNAまたはRNA)で、その増殖のために他のウイルス(ヘルパーウイルス)が同じ細胞に感染していることを要するもの。サテライトのうち、コート蛋白質をコードし、その蛋白質に包まれて独立のビリオンを形成するものを特にサテライトウイルスという。現在、植物に寄生するものが多数知られるほか、微生物や昆虫に寄生するものが知られている。またヒトに病原性を有するサテライトとして、D型肝炎ウイルス(B型肝炎ウイルス感染下にのみ共感染する)がある。
- 1 サテライトウイルスとは
- 2 サテライトウイルスの概要
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