サザエさんの青春
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1957 |
配給: |
スタッフ | |
監督: | 青柳信雄 アオヤギノブオ |
製作: | 杉原貞雄 スギハラサダオ |
原作: | 長谷川町子 ハセガワマチコ |
脚本: | 笠原良三 カサハラリョウゾウ |
撮影: | 遠藤精一 エンドウセイイチ |
音楽: | 内藤法美 |
美術: | 北猛夫 キタモリオ |
録音: | 保坂有明 |
照明: | 西川鶴三 |
キャスト(役名) |
江利チエミ エリチエミ (磯野サザエ) |
松島トモ子 マツシマトモコ (磯野ワカメ) |
白田肇 シロタハジメ (磯野カツオ) |
藤原釜足 フジワラカマタリ (サザエの父親) |
清川虹子 キヨカワニジコ (サザエの母親) |
藤木悠 フジキユウ (ノリオ君) |
小泉博 コイズミヒロシ (フグ田君) |
仲代達矢 ナカダイタツヤ (ノリスケ君) |
青山京子 アオヤマキョウコ (ミチ子) |
柳家金語楼 ヤナギヤキンゴロウ (山中老人) |
解説 |
同じ東宝製作になる「江利チエミの サザエさん(1956)」「続サザエさん」につづく長谷川町子が朝日新聞に連載した漫画の映画化。「続サラリーマン出世太閤記」の笠原良三が脚本を書き、「花嫁は待っている」のコンビ、青柳信雄が監督、遠藤精一が撮影した。主演は「青春航路」の江利チエミ、小泉博。それに藤原釜足、清川虹子、仲代達矢、青山京子、松島トモ子、白田肇。色彩はイーストマンカラー。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
ある日、磯野家に山中老人が訪ねてきた。フグ田君とサザエさんの婚約の使者としてである。サザエさんははりきった。そうして新たに花嫁修業を開始したのである。お母さんを説き、その主婦としての地位を継承し、料理、家計、育児などの家事見習いを断行することを宣言したのだ。その結果--コワレ物が続出し、家計は買物の時の珍計算で大赤字になった。さらに保険屋にはマンマとひっかかり、育児はミチ子さんの赤ん坊を借りたが、危くて見ていられぬと取り上げられて何の成果も得られなかった。家計の赤字埋めに、サザエさんはデパートにパートタイムでアルバイトしたが、またまた大失敗をしでかした。店内がひっくりかえりそうな珍騒動。サザさんがたまたまそのデパートで親切にした奥様はサザエさんの父親の会社の専務夫人だった。その夫人からサザエさんは見こまれ、息子の嫁にと所望された。サザエさんにはフグ田君がいるのに--。サザエさんは父の顔を立て夫人の招待パーティに出席した。その席に、九州出張中と思ったフグ田君が現れ、夫人の息子がサザエさんと見合するのだと聞き、プンプンになって帰ってしまった。サザエさんは悲しんだが、お父さんの努力でフグ田君と和解できた。山中老人をわずらわして、フグ田君に事情を説明してもらったのだ。--秋晴れの一日、運動会が開かれた。サザエさんは一等賞をとった。賞品をフグ田君と一緒に開けて見た時、サザエさんは照れないわけにはいかなかった。何故なら、なかには夫婦茶碗のセットが入っていたから--。 |
サザエさんの青春
固有名詞の分類
- サザエさんの青春のページへのリンク