サクサク (食品)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/27 09:17 UTC 版)
サクサク(セピク語 saksak)はパプアニューギニアの低地地方[1](セピック地方など[2])で主食とされるサゴヤシの澱粉。サゴヤシの幹を砕いて水で分離採取し、干して保存する。食べる際には、水に溶いて、餅状にして蒸し焼きにするか、薄焼きにして、もしくは素材として別の食材とあわせて調理して食される。
- ^ 一方高地ではタロイモが主食になる。“文化財講座 体験講座「食探検・サクサクとタロイモ料理」”. 京都府立丹後郷土資料館 (2008年). 2013年2月22日閲覧。
- ^ 『パプア・ニューギニアの食べ物』の節。“概要・トラベル情報”. 国際機関太平洋諸島センター. 2013年2月22日閲覧。
- ^ 浪華住吉岡某編著、「八寶菜パパウツアイ『和漢精進料理抄』三丁、元禄10年 大坂、小島勘右衛門刊 臨川書店, 1978年 複製
- ^ 竹富正一 『馬來語大辭典』p824 旺文社 1938年
- ^ 浪華住吉岡某編著、「羹『和漢精進料理抄』六丁、元禄10年 大坂、小島勘右衛門刊 臨川書店, 1978年 複製
- ^ 維基文庫 遵生八牋/卷11
- ^ 篠田統、『中国食物史』、p259、東京、柴田書店
- ^ a b “サクサク(サゴ椰子澱粉)”. 栃木県護国神社 (2006年). 2013年2月22日閲覧。
- ^ “ヌク旅行記”. 独立行政法人国際協力機構. 2013年2月22日閲覧。
- ^ 現地へいったら食すべき食材であるかのように紹介されている。“セピック川旅行記”. 独立行政法人国際協力機構 (2006年). 2013年2月22日閲覧。 “芋虫スープはおろかサクサクを試食する機会さえ与えられない”
- ^ “パプアニューギニア ポートモレスビーの朝ごはん(知っとこ!)”. 毎日放送 (2011年). 2013年2月22日閲覧。
- ^ a b “パプアニューギニア トラベルガイド”. PNGジャパン. 2013年2月22日閲覧。
- 1 サクサク (食品)とは
- 2 サクサク (食品)の概要
- 3 脚注
「サクサク (食品)」の例文・使い方・用例・文例
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