サイド‐スラスター【side thruster】
サイドスラスター
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サイドスラスター(英: side thruster)は、船を横方向に動かすための動力装置である。接岸や離岸の際に使用することで、時間や手間を省き、安全を確保することを目的に、比較的大きな船に装備されることが多い。船首付近に設置したものをバウスラスター(bow thruster)、船尾付近に設置したものをスターンスラスター(stern thruster)ともいう。
- ^ a b 仲之薗郁夫『海のパイロット物語』(初版)成山堂書店、2002年1月28日。ISBN 4-425-94651-0。
- ^ 池田良し穂『内航客船とカーフェリー』(新訂初版)成山堂書店、2008年7月18日。ISBN 9784425770724。
- 1 サイドスラスターとは
- 2 サイドスラスターの概要
- 3 目的
- 4 接岸・離岸時の操船
- 5 関連項目
サイドスラスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 03:00 UTC 版)
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サイドスラスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 10:03 UTC 版)
詳細は「サイドスラスター」を参照 大型船が港に入港する時には小回りが効かないためにタグボートで押したり曳いたりしてもらって接岸することがある。多くの大型船、特に大型客船では「サイドスラスター」と呼ばれる横方向に小さな推進力を備えた船が多い。サイドスラスターは水面下で船体を左右に貫くトンネルとその中で回転する電動スクリューにより構成される。 船首側にあるものは「バウスラスター」、船尾側にあるものは「スターンスラスター」と呼ばれる。 複数のサイドスラスターを持つ船も珍しくなく、大型客船では船首に3つ、船尾に3つ備える船も現れている。航行中に舵の代りに使おうとしても、前後方向の水流にじゃまされてスラスターの横推力が発揮できなくなり、5ノット程度を境に使用されない。推進器の方向が変えられるアジポッドなどを備える船は、それによって自由な操船が行なえるために、普通はサイドスラスターを持たない。
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