サイダック
サイダック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 23:37 UTC 版)
「素数が無数に存在することの証明」の記事における「サイダック」の解説
現代においても、新たな証明が次々に提案されている。その中でも、2006年に発表されたフィリップ・サイダックによる証明は非常に簡潔である。 n は2以上の整数とする。n と n + 1 は互いに素なので、N2 := n(n + 1) は少なくとも2つの異なる素因子を持つ。同様に、N2 と N2 + 1 は互いに素なので、N3 := N2(N2 + 1) は少なくとも3つの異なる素因子を持つ。この操作を続けることにより、任意に多くの異なる素因子を持つ数を構成することができるので、素数は無数に存在する。
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