ゴールデンラズベリー‐しょう〔‐シヤウ〕【ゴールデンラズベリー賞】
読み方:ごーるでんらずべりーしょう
⇒ラジー賞
ゴールデンラズベリー賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 22:04 UTC 版)
ゴールデンラズベリー賞(ゴールデンラズベリーしょう、英: Golden Raspberry Award)は、アメリカの映画賞。毎年、アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰するもので、ラジー賞(Razzies)とも呼ばれている。
注釈
- ^ 記事「ラズベリー (スラング)」、英辞郎「Rasberry」「raspberry tart」の項目を参照のこと。コックニーの押韻俗語 の一種である。
- ^ 第2回(1981年度)で最低作品賞を受賞している。
- ^ 第16回(1995年度)で7冠を果たしている。
- ^ 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ発生時にジョージ・W・ブッシュが子どもたちに読み聞かせていた絵本『The Pet Goat』を指している。
- ^ 第21回(2000年度)で7冠を果たしている。
出典
- ^ “12歳女優の「最低女優賞」ノミネート撤回、ラジー賞が謝罪”. CNN (2023年1月26日). 2023年2月6日閲覧。
- ^ “ラジー賞、B・ウィリスの「最低賞」撤回 失語症公表で”. ロイター通信. (2022年4月1日) 2022年4月1日閲覧。
- ^ “最低映画や俳優に贈られるゴールデンラズベリー賞、引退ブルース・ウィリスの受賞取り消し”. 日刊スポーツ (2022年4月1日). 2022年4月1日閲覧。
- ^ “ブルース・ウィリスの最悪映画賞受賞撤回、失語症の公表受け”. CNN.co.jp (2022年4月1日). 2022年4月1日閲覧。
- ^ “サンドラ・ブロックさん、ラジー賞のトロフィーを返してください!主催者が悲痛な訴え”. シネマトゥデイ (2010年4月19日). 2010年4月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “アカデミー賞前夜に最低映画決定、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が5冠”. 映画ナタリー (2016年2月28日). 2016年2月29日閲覧。
- ^ “Razzie Awards Mock 'Fifty Shades of Grey,' Redeem Sylvester Stallone” (英語). The Hollywood Reporter 2018年11月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “最低映画ラジー賞で「バットマンvsスーパーマン」4冠、名誉挽回賞はメル・ギブソン”. 映画ナタリー (2017年2月26日). 2017年2月26日閲覧。
- ^ “Razzies 2017 Winners Announced: Batman v Superman "Loses" Worst Picture But Still "Wins" Big”. E Online. E!. 2017年11月20日閲覧。
- ^ a b “The Emoji Movie named worst picture at the 2018 Razzies”. The Guardian (2018年3月3日). 2019年2月24日閲覧。
- ^ “ドウェイン・ジョンソン、ラジー賞を「快く受け取る」”. CNN.co.jp (2018年3月8日). 2018年11月20日閲覧。
- ^ “Razzie Awards Include Kevin Spacey In “In Memoriam” Segment”. NewNowNext (2018年3月4日). 2019年2月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “Trump picks up two Razzies as Holmes & Watson dominates worst of Hollywood”. The Guardian (2019年2月23日). 2019年2月24日閲覧。
- ^ Kimberly Nordyke , Annie Howard (2020年3月16日). “'Cats' Leads Razzie Awards 'Winners' After Coronavirus Cancels Ceremony”. The Hollywood Reporter. 2020年5月17日閲覧。 40th Razzie Awards: The Lock-Down Edition - YouTube
- ^ a b c d e f g h i “LIST: The winners of the 2021 Razzie Awards”. 2023年1月30日閲覧。
- ^ “2021 Razzie Awards Winners Include Sia's Music, the My Pillow Guy and Rudy Giulia”. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b c “12歳の子役が「最低女優賞」ノミネート⇒批判殺到で撤回。過去にはいじめに苦しんだ子役も”. HUFFPOST (2023年6月19日). 2023年6月19日閲覧。
- 1 ゴールデンラズベリー賞とは
- 2 ゴールデンラズベリー賞の概要
- 3 歴史
- 4 名称
- 5 受賞作品(主要部門)
- 6 子役のノミネートに対する批判
- 7 類似する賞
ゴールデンラズベリー賞
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「シルヴェスター・スタローン」の記事における「ゴールデンラズベリー賞」の解説
ゴールデンラズベリー賞とは、毎年アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰する一種のジョーク賞である。 賞年部門作品結果ゴールデンラズベリー賞 1984 最低主演男優賞 『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』 受賞 最低脚本賞 『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』(フィル・アルデン・ロビンソンと共同) ノミネート 1985 最低主演男優賞 『ランボー/怒りの脱出』、『ロッキー4/炎の友情』 受賞 最低監督賞 『ロッキー4/炎の友情』 ノミネート 最低脚本賞 『ランボー/怒りの脱出』(ジェームズ・キャメロン、ケヴィン・ジャールと共同) 受賞 『ロッキー4/炎の友情』(シェルドン・レティックと共同) ノミネート 1986 最低主演男優賞 『コブラ』 ノミネート 最低脚本賞 『コブラ』 ノミネート 1987 最低主演男優賞 『オーバー・ザ・トップ』 ノミネート 1988 最低主演男優賞 『ランボー3/怒りのアフガン』 受賞 最低脚本賞 『ランボー3/怒りのアフガン』 ノミネート 1989 最低主演男優賞 『ロックアップ』、『デッドフォール』 ノミネート 1980年代最低男優賞 『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』、『コブラ』、『ロックアップ』、『オーバー・ザ・トップ』、『ランボー/怒りの脱出』、『ランボー3/怒りのアフガン』、『ロッキー4/炎の友情』、『デッドフォール』 受賞 1990 最低主演男優賞 『ロッキー5/最後のドラマ』 ノミネート 最低脚本賞 『ロッキー5/最後のドラマ』 ノミネート 1991 最低主演男優賞 『オスカー』 ノミネート 1992 最低主演男優賞 『刑事ジョー/ママにお手あげ』 受賞 1993 最低脚本賞 『クリフハンガー』(マイケル・フランス、ジョン・ロングと共同) ノミネート 1994 最低主演男優賞 『スペシャリスト』 ノミネート 最低スクリーンカップル賞 『スペシャリスト』(シャロン・ストーンと共同) 受賞 1995 最低主演男優賞 『暗殺者』、『ジャッジ・ドレッド』 ノミネート 1996 最低主演男優賞 『デイライト』 ノミネート 1998 最低助演男優賞 『アラン・スミシー・フィルム』 ノミネート 1999 20世紀最低男優賞 彼がした全てのことの99.5%に対して 受賞 2000 最低主演男優賞 『追撃者』 ノミネート 2001 最低助演男優賞 『ドリヴン』 ノミネート 最低脚本賞 『ドリヴン』(ジャン・スクレントニー、ニール・タバクニックと共同) ノミネート 最低スクリーンカップル賞 『ドリヴン』(バート・レイノルズと共同) ノミネート 2003 最低助演男優賞 『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』 受賞 2010 最低監督賞 『エクスペンダブルズ』 ノミネート 2015 名誉挽回賞 『クリード チャンプを継ぐ男』 受賞 このように1980年代から1990年代初頭までの彼の全盛期、暴力的な『ランボー』シリーズ等の主演に対して批評家から酷評を受け続けていた。しかし、そのような酷評とは相反しヒット作を次々と生み出してきた。加えて、全盛期の主演作の多くが、新興インディペンデントのカロルコ・ピクチャーズやキャノン・フィルズ作品であったことも、メジャー寄りの保守的な批評家からの批判を助長させる大きな要因になった。とくにカロルコの大作映画は、シルヴェスター・スタローンの主演作以外であっても、その多くがゴールデンラズベリー賞(またはノミネート)の常連作となっていた。しかし、2015年の『クリード チャンプを継ぐ男』において「名誉挽回賞」の候補となり、受賞を果たした。 批評家からの視点で、(スタローンの主演作のなかで)映画史的に唯一と言ってもいい高い評価を受けている『ロッキー』の1作目は、メジャーの老舗ユナイテッド・アーティスツの作品である。
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ゴールデンラズベリー賞
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「ムービー43」の記事における「ゴールデンラズベリー賞」の解説
2013年の公開作品を対象とした第34回ゴールデンラズベリー賞では、「最低作品賞」「最低監督賞」「最低脚本賞」の3部門を受賞した。
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ゴールデンラズベリー賞
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「ジョン・J・B・ウィルソン」の記事における「ゴールデンラズベリー賞」の解説
ウィルソンは毎年アカデミー賞授賞式の夜にはロサンゼルスの自宅に友人たちを招き、ポトラック(英語版)パーティーを開催していた。第53回アカデミー賞が開催された夕方、ウィルソンは自宅のリビングルームに友人たちを集め、自分が考えた映画賞を発表した。映画賞発表は成功し、翌週にはデイリーニューズなどの地元紙で彼の開催した即席映画祭が取り上げられた。ウィルソンは『ミュージック・ミュージック』『ザナドゥ』を観た後、この即席映画祭を正式なイベントとして開催することを決めた。彼は第53回アカデミー賞を観るためのポトラックパーティーに友人たちを招待し、ワースト映画を選ぶための投票用紙を渡した。発表の際にはタキシードを着て段ボールの上に乗り、箒で作ったマイクの前で『ミュージック・ミュージック』を最初の最低作品賞に選んだ。 「ラズベリー」という語は、「ラズベリーをする」という侮蔑の意味で使用される。ウィルソンは『Blame It on the Dog』の中で、「私が1980年にアメリカ議会図書館に登録に行った時、職員は"何故ラズベリーなのですか?それはどういう意味ですか?"と尋ねました。しかし、それ以来"ラズ"は多くのカルチャーに浸透していきました。それはハリウッドの助けなしにはできませんでした」と語っている。彼は「Ye Olde Head Razzberry」と呼ばれている。授賞式のプログラムはアカデミー賞を模倣しているが、「意図的に安っぽく」作られている。賞金は4.96ドルで、金のスプレーで塗装されたスーパー8mmフィルムの上に座る「ゴルフボールサイズのラズベリー」像が用意される。 第1回ゴールデンラズベリー賞の授賞式には36人が出席した。第2回ゴールデンラズベリー賞には2倍の人数が出席し、第3回ゴールデンラズベリー賞にはさらに2倍の人々が出席した。第4回ゴールデンラズベリー賞の際にはCNNと2つの主要なケーブルテレビが授賞式を中継した。ウィルソンはアカデミー賞の前にゴールデンラズベリー賞をセッティングすることで、授賞式の様子を多くのメディアが報じてくれることに気付き、アカデミー賞の前夜に開催するようになった。 1996年に『Everything I Know I Learned at the Movies』を出版しており、2005年にはゴールデンラズベリー賞25周年を記念して『The Official Razzie Movie Guide』を出版した。
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