コーナーシール
ロータリーエンジンにおいて、ローター頂点のアペックスシールと、ローター側面のサイドシールとの接合部に設ける円筒形のガスシール。サイドシールと接合することで、ローター側面とサイドハウジング間の気密を保持する。サイドシールとの突き合わせ部分には、熱膨張や製作公差を考慮して、微小な隙間が設けられる。また、コーナーシールとその溝との隙間からのガス漏れを防ぐため、円筒外周の一部を薄くし、弾性による外張り効果によってシール外周部と溝とを密着させる構造が用いられる。
参照 サイドシールコーナーシール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:59 UTC 版)
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