コンポジットコンストラクション
複合車体構造。初期の自動車では木製フレームに板金、または型打ちされた鋼板を貼り付け、構造部と外板の材質が異なるボディ構造を採用していた。その後登場して一般的になった、オールスチールコンストラクションと対比される用語である。しかし、ロータスやトヨタ2000GT、さらに1980年代のGM車のように、車体構造を金属にし、外板をプラスチックで構成したものが登場した。ポンティアック・フィエロがその代表例である。GMが中国で生産する大衆車にもこの経験が生かされる。写真はルノー・アバンタイムの構造で、Aピラーとルーフサイドはアルミ材、シャシーは亜鉛めっきされた鋼板で、ドアを含む外板にはプラスチックが用いられている。
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