コルト_(装身具)とは? わかりやすく解説

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コルト (装身具)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 00:49 UTC 版)

コルトウクライナ語ベラルーシ語ロシア語: Колт)は11世紀から13世紀のルーシで用いられた女性用の装飾品である。金属で作られており、頭飾りに取り付けた。表面はゼルニ(ru)(細小の宝石を用いた装飾細工)、スカニ(ru)(金銀モール細工)、エマリ(ru)琺瑯細工)、チェルニ(ニエロ細工)などで彩られている。また、内部は空洞になっており、おそらく香料をしみこませた布を入れていたと考えられている。


注釈

  1. ^ 中世ルーシの文献や伝承に登場する、女性の顔と胸を持った鳥[3]
  2. ^ 「古代の異教」はロシア語: древняя языческая の直訳による。ロシア語における異教ペイガニズムの概念についてはru:Язычество参照。

出典

  1. ^ Б. Д. Гринченко. Словарь украинского языка, К., 1908, т. 2, с. 262
  2. ^ А. А. Зализняк. Древненовгородский диалект. М., 2004, с. 268
  3. ^ 井桁貞義『露和辞典』p997
  4. ^ 井桁貞義『露和辞典』p1223
  5. ^ 井桁貞義『露和辞典』p950
  6. ^ 井桁貞義『露和辞典』p512


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