コムラサキシキブとは? わかりやすく解説

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小紫式部

読み方:コムラサキシキブ(komurasakishikibu)

クマツズラ科の落葉低木

学名 Callicarpa dichotoma


ムラサキシキブ

(コムラサキシキブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 08:20 UTC 版)

ムラサキシキブ(紫式部[3]学名: Callicarpa japonica)はシソ科[注 1]ムラサキシキブ属の落葉低木である。日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。別名、ミムラサキ[3]。名前の由来は、紫色に熟す重なり合った実を京では紫重実(むらさきしきみ)とよび、平安時代の女性作家である紫式部に例えたものだというのが通説である[4][3]スウェーデン植物学者カール・ツンベルクが学名を命名した[2]


注釈

  1. ^ 最新の分類体系であるAPG体系ではシソ科(Lamiaceae)であるが、古いクロンキスト体系新エングラー体系ではクマツヅラ科(Verbenaceae)に分類された[1]

出典

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Callicarpa japonica Thunb. ムラサキシキブ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月7日閲覧。
  2. ^ a b Callicarpa japonica Thunb.(ムラサキシキブ)” (英語). ITIS. 2011年9月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h 亀田龍吉 2014, p. 118.
  4. ^ a b c d e f g h i 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 153.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 56
  6. ^ a b c 林将之 2008, p. 75.
  7. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Callicarpa japonica Thunb. var. japonica f. albibacca H.Hara”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月7日閲覧。
  8. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Callicarpa japonica Thunb. var. luxurians Rehder オオムラサキシキブ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月7日閲覧。
  9. ^ 日本のレッドデータ検索システム(オオムラサキシキブ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年9月16日閲覧。
  10. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Callicarpa dichotoma (Lour.) K.Koch コムラサキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月7日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 152.
  12. ^ 日本のレッドデータ検索システム(コムラサキ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2011年9月16日閲覧。
  13. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Callicarpa parvifolia Hook. et Arn.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月7日閲覧。
  14. ^ 植物絶滅危惧種情報検索(ウラジロコムラサキ)”. 生物多様性情報システム. 2011年9月16日閲覧。


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